夢夢散歩♪

自然の写真を中心に、日々の出来事を綴ります。

つく枝のほのぼの落語会

2006年12月17日 | 落語
昨日は2ヶ月に一度のお楽しみ、SAYAKAホールでの落語会へ行ってきました =3

「時うどん」…林家染太
「質屋芝居」…林家染雀
「替わり目」…桂つく枝

今回の3人は、私にとって初めての方ばかりです。

まずは染太さん。
友達が染太さんが好きで、面白いと聞いていたのでとっても楽しみでした。
出てきて一言、「落語会のビリケンさんです」。
確かに、頭がビリケンさんになってる~

演目は時うどんでした。時うどんは以前一回だけ桂かい枝さんのをで見ました。それが大爆笑だったので、それ以来私の頭の中では、「時うどん=かい枝さん」となっています。
一昨日、吉弥さんの時うどんをテレビで見たのですが、中身が全然違うので驚きました。
色々な時うどんがあるんですね。
今日の染太さんはかい枝さんと同じで、2人でうどん屋へ行き「ひっぱんなっちゅうねん」ってやるものです。
染太さん、おうどんを食べながら「汗がとまれへん」と言ってましたが、ホントにすごい汗
着物にも汗がポタポタ落ちていました。
会場は普通の会議室だから、天井も低く、頭のすぐ近くに照明があるから暑いのでしょうか?
おちが分かっていても笑えるって、すごいですね。


続いて、染雀さん。3人の中で、一番面白かったです
歌舞伎が大好きな私にとっては、今日の演目はとても楽しめるものでした。
質屋さんへお客さんが品を取りに来るのですが、その質屋さんで働いている人が皆芝居好きで、お客さんの品を使ってお芝居にどっぷりはまってしまうというものです。
染雀さん、すごく体は細いのに声がしっかりしていて、歌舞伎役者さんになれますよって言うくらい上手なセリフ回し。
私は染雀さんのお芝居にのめり込んでしまっていて、急に質屋に来ていたお客さんが「まだかいな」と言う所で、「あっそうだ。ここは質屋さんだったんだ」と何度も気付かされるぐらいでした
きっと染雀さんはお芝居が好きなんでしょうね。でないと、あれだけのお芝居は出来ません。
お芝居と落語の融合という、とても面白い落語が見られました。


最後はつく枝さん。
カメムシを食べた事があるというつく枝さん
考えただけでも、恐ろしいです。
私もついこの前、お風呂に入って髪の毛を洗っていると、強烈なカメムシの臭いが
髪の毛にカメムシがくっついていてつぶしてしまったのかな?と思い、頭を流しても流しても、どんどん臭ってきます。
もう我慢できなくなって、お風呂から出ようと思った時、湯船にプカ~ンと浮かぶ大きなカメムシ発見
あれほど強烈なカメムシの臭いをかいだのは初めてでした。
つく枝さんの話を聞いてその臭いが思い出され、口いっぱいに広がるあの臭いを考えると…

つく枝さんって、本当にニコニコ笑顔でこちらもニコニコ顔になっちゃいます
酔っぱらってても、なんだか可愛いんです
だから人力車のお兄さんはからかわれても、怒る気にもなれないのが分かります。
奥さんも、なんだかんだ言ってても、憎めないんでしょうね。
きっとあの後、奥さんはおでんを買いに行き、それを肴にちょこっとお酒を飲んで寝ちゃったんでしょうね。
幸せな噺です

次回は2/24日。都んぼさんのゴーカイ落語会です

コメント (9)
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