畑のキャビア「とんぶり」

「どんなに体型は変わっても・・・声だけは変わらない」

 

免許更新手続きに行ったときの出来事。

 

視力検査の列に行儀よく並んでいたら

私の前に並んでいた作業服の人が・・・

知り合いの人に

　　　「免許更新すか」と声をかけられ、

　　　「あれ、あんだも免許更新すか！」 

と仙台弁で返答してたんですよ。

その声を聞いたら・・・・

あらら・・なんだか聞いたことのある声。

横顔もちらっと見えたけど、

見たことがあるような、ないような・・

私、前職が不動産だったから、

もしかしたら知り合いの建築業の方かしら。。。

でも、なかなか思い出せない。

それでもう一度、

今の話し声を

頭の中で反芻してみたら

思わず口にでたのは

「あれ～～もしかしたらTくん！！」

7年前はあんなに痩せていたのに・・・

７年たったら・・・

すっかり

「どんぐりちゃん」になっていた！！　（←って、お互いに！）

そんでも、不思議と声だけは

まったく変わらないんだよね　

 

もし、知り合いの方がT君に話しかけて、

T君の声を

後ろで聞くことがなかったら

前後に並んでいても、

すっかり面変わりしてしまったT君には

絶対・絶対　気がつかなかった！

 

すごく仲がよかったので

久しぶりの再会に

視力検査が始まるまでずっと話しこんで、

T君の現職の名刺まで頂いて。。。

そして約１０分後

視力検査が私の番に。

担当官「はい、免許証と申請書だしてください」

わたし「はい」

　・・・・って、免許証をわたしたんだけど・・・

担当官「ええっと・・・これは免許証じゃないですね」

わたし「えっ？？？」

って・・・

よくよく見たら・・・ 

さっき頂いたばかりの「名刺」　

「あれ～～っ」て、免許証を鞄からさがしさがして

渡すことができたけど。。。

担当官にとっては、きっと初めての経験だったとおもうよ。

「免許証の替わりに、名刺渡されたの(O_O)」

いやはや帰りの車中

1人で笑い転げておりました。

 

 

 

さて、話しは変わって

下の画像は、

「レンコンとヤーコンのきんぴら炒め」

レンコンもヤーコンもどちらも食感を楽しむ食材

レンコンのサクサク感を活かすため、

レンコン切ったあとは、さっと水にさらし・・

輪切りではなくって、縦に切ることで

バリバリ・サクサクの食感に。

縦に切るやり方は

きんぴらには特にお勧めの切り方。

適度な噛みごたえが、すごくいい。

 

 

そして、上にのっかっているのは

　　　　　　畑のキャビアこと・・・「とんぶり」

 

とんぶりは「ほうき草の実」のことで

プチプチと弾ける食感がたまらない食材

たべたとき、はたはたのぶりっこに食感がとても似ているので

「とんぶり」とも名付けられたらしい。

（はたはたのぶりっことは、

はたはたのお腹いっぱい入っているはたはたの卵のこと。

卵食べたら、はたはた殆ど食べるところはなくなるよ）

 

ちなみに、「ほうき草」とは園芸界では「コキア」と呼ばれて

秋には、自分で勝手に綺麗な円形に形を整え

燃えるような紅葉が、とっても美しい植物。

 

「とんぶり」は・・・

サツマイモと同じく、饑饉の時の荒救食として食べられるようになったそうな。

 

納豆や、山芋と一緒に頂くのが一般的だけど・・・

それでは食べきれないので

いろいろな料理にトッピングして消費することに。

他には、ほうれん草の白和えに混ぜ込んだり

マヨネーズに混ぜ込めば、

ころころ転がることもなく全部たべられる。

 

よくよく裏側を見てみたら・・・

製造者「秋田おばこ農業協同組合」

名前がいいよね。

畑のキャビア「とんぶり」たべて

「色白の秋田おばこ」に

近づくことができるのなら・・・

「とんぶり、どんぶりいっぱい！　」

たべちゃうんだけど、ね。

 

ちゃんちゃん！