昆虫の世界は弱肉強食の世界

昆虫の世界も生存競争が激しいようで、庭にいるといろんな光景に遭遇します。

先日の事、ブラックベリーの収穫をしていたら、ブ～～ンと蜂の羽音。

思わずそちらを見たら、４㎝くらいの大きな蜂が６本の足で

しっかりと芋虫を抱えて羽ばたいているのを発見。

蜂と言えばエサは蜜としか思ってなかったのですが、

[肉食の蜂]がいるということを

初めて自分の目で確認した瞬間でした。　

この頃はいつくばって雑草を取っている毎日なんですが、

目線が低くなったせいか低空飛行している蜂がまわりにいっぱい。

地面すれすれ１０㎝か２０㎝くらいの所を何匹も飛び交っているんです。

雑草を取っていれば、蜂にとっては相当大きな障害物と感じるのか

近くをぶんぶんと飛びながら、回り道を探して

ぶんぶん、ぶんぶんと飛び去っていく。

なんでこんなにいっぱい蜂がいるのかわからないまま

秋野菜を植えるために、事前に掘り起こして石灰を撒いていたところに

行ってみると・・・

 

 

 

 

沢山の蜂が集まっていました。

蜂の動きが速くってやっと２匹をカメラに収められたのですが・・・

“土を掘り起こしたので、たぶん土の中にいた虫を餌にしているのかも”

と合点した瞬間！！

 

右の一匹が急に土を掘り始めて、

土の中へどんどんと入っていって・・・

 

あっという間に地上から姿を消してしまいました。

 

 

カメラ片手に身動きもしないで、待つこと約１５分。

穴に入っていったのだから

必ず出てくるだろうと蜂を待ち続けたのですが

なぜか蜂は二度と穴から出てくることはなく

腑に落ちないまま、くびをひねりながら

強食の蚊に喰われるままだった弱肉を

ボリボリボリボリとかきながら

この場を去るという羽目に陥ったわけです。

 

 

 

 

 

またまたある日のこと

庭にやってきたオニヤンマを発見。

嬉しくってすぐにカメラを抱え、写真を撮り始めたのですが。。。

 

 

不思議なことにオニヤンマって

チョウチョのような住所不定の飛び方はせず

何度も何度も同じ場所を「行っては戻って」、「行っては戻って」を

繰り返すんですね。

 

カメラを抱えた私の前でホバリング！！

くるっと回ってあっちに又行って・・・

「行っては戻って」、「行っては戻って」を

往復１８回まで数えました。

 

１９回目・・・戻ってきたオニヤンマに

悲劇が　　　　

 

 

 

なんと上空から１羽の雀が急降下。

ホバリングしていたオニヤンマを口に咥えて

遠く上空に飛び去っていってしまいました。。。

見ていたわたくしは・・・もう呆然。。。

 

１９回目のトンボの挨拶を見ることはできませんでした。

 

 

 

 

弱肉強食の昆虫の世界。

昆虫たちも生き抜くのに一生懸命なんですね。

蚊に刺されながらの１５分、

そして見ることのできなかった１９回目のトンボの挨拶と、

昆虫の世界のなんとも恐いお話しが２つも続いてしまいましたので

 

今度は優しい昆虫さんをおひとりだけご紹介。 

はい、皆様ご存じの「コオロギ」です

畑にはびこるクローバの上で発見

夜ともなれば「リ～～ン・リ～～ン」と秋を告げてくれる

とっても優しい虫ですね。

 

 

そうそう以前紹介したミツバチマーヤ

マーヤが足にいっぱいつけていたのは、トウモロコシの花粉だったのですが

トウモロコシがおかげさまで大きくなったので、今回ご紹介いたします。

 

 

 

 

 ジャジャジャ～～ン、我が家のトウモロコシ登場！！

 

 

 

 「えっ、色がまっくろじゃないか？って？」

はい、確かに。。。

これは「黒もち」という名前のトウモロコシ

食べるともちもちとしてものすごい歯ごたえのトウモロコシなんです。

それはそれは歯が疲れるくらい。でもかむばかむほど

トウモロコシの甘みが出てくるんですね。

 

 　　　　　モグモグ・モグモグ　　

モグモグ・モグモグ　　

　　　　　　　　　　　モグモグ・モグモグ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　モグモグ・モグモグ　

 

ってモグモグしてたら

　　　　何だか自分が馬になったよう。。。

 

　　　　　　　　　　　　ヒヒ～～ン！