いしころとまとの花野果村(はなやかむら)

野菜ソムリエ全国大会金賞受賞料理教室『花野果村キッチンガーデン』主宰 
いしころとまとのベジフルこぼれ話

登米市への産地交流見学会

2010-11-13 21:30:51 | コミュニティみやぎ野菜ソムリエの会

先日のこと、宮城と岩手の県境にある登米市まで産地見学に行ってきました。

みやぎ野菜ソムリエの会」産地交流部会の秋の行事で行ったのですが、

お先に失礼とばかりに11日の河北新報にその時の模様が掲載になってましたね。

一番先頭にいらっしゃる方が登米東和町で原木栽培のしいたけや
ナメコを栽培なさっている芳賀 裕さん

笑顔がとってもキュートなかたです。

原木椎茸のハウス前で、皆さんが熱心に芳賀さんのお話に耳を傾けております。

後ろに見えるハウス内では・・

温度と湿度をしっかりと管理され、原木椎茸がすくすくと成育中。

椎茸は大きく分けて夏椎茸と冬椎茸が有り、高い温度で育つ椎茸と

寒い中で育つ椎茸があるそうです。

ハウス内の椎茸もそろそろ食べ頃のようですね。

その後裏山に行き、自然条件の中で育っている椎茸とナメコを見に散策します。

その時の様子が河北新報に掲載になった訳ですが、



日差しが優しい山の中でごろごろと置かれている、椎茸の原木です。

=キノコ と思ってましたが、

椎茸は秋よりも春の方が収穫量が段違いに多いそうです。

原木になっている椎茸は山の中では殆ど見つかりません。




ただ今、影武者いしころとまとが撮影中。。。

 

森の中では・・・とっても可愛いナメコたちが

「なめこのせい比べ」。。。

手前の小さなナメコがとっても可愛いいですよね!

 

 

 

 

 

つぎにお伺いしたのは・・・土作りにとことんこだわってキュウリを栽培している

佐藤 亀久夫さんのキュウリ圃場

ハウスに入った途端に圧倒される程の勢いで、キュウリの香りが迫ってきます。

普通はキュウリハウスに入るとモウモウとした湿気でめがねが曇ってしまうそうですが、

きくおさんのハウス内は湿度を抑えて栽培。

ストレスを掛けることでキュウリが甘くなるんですね。

きくおさんは、土作りにとことんこだわって、キュウリを栽培している方。

栽培しているキュウリの糖度も6~8と、普通のキュウリに比べて高く

写真のようにとげもみずみずしく、ぱりっとした食感でみずみずしく

且つ、ものすごい甘いキュウリを栽培なさってます。

「きくおさんが、それほどお金を掛けてまで、土作りにこだわっている理由は

なんでしょうか?」という私の不躾な質問に

「なんてたって、おらのキュウリを食べた人が『おいしい』といってくれるのが

励みだっちゃね。」という言葉が今でも忘れられません。

食の安心・安全を声高におっしゃっている皆さん。

陰ながら努力を惜しみなく栽培に注いでいる生産者の方が

ここにもいらっしゃいます!!

食の安心・安全を求めるのでしたら

なんとしてもこのような生産者をうしろからしっかりと支えてあげ

応援していきたいですね!!

 

 

つぎにお伺いしたのは

トマトベリーを栽培している(株)オジマスカイサービスさん

ここも土作りにこだわって栽培。農薬は一切使用せず、有機肥料だけで栽培を

しているとのことです。。

トマトベリーは切ると形がハート型とっても可愛いトマト。後ほどその様子は

実況中継させていただきますが・・・

鈎取のイオン入り口、左側に「ほの果」という産直のお店がありますが

ここは(株)オジマスカイサービスさんが展開している産直店だそうです。

是非ともこちらのお店まで、足を運んで下さいね。



最後にお伺いしたのは、りんご農家の菅原 清さんのリンゴ圃場

なんですが・・・

カメラをお昼を頂いた峠の里・秋の市で忘れてしまって、残念ながら

この時には菅原さんのお話を聞くことが出来ませんでした。

産地交流部会の登米視察の模様は、

コミュニティみやぎ野菜ソムリエの会「産地交流部会のブログ」

詳しくご報告になると思いますので、是非ともそちらもチェックして下さい。

 

 

 

恒例の、家に帰ってからの様子。。。

「いっくらでも、もっていけ」という太っ腹芳賀さんの言葉で

狂喜しながらクイッともいできた大きな椎茸です。

山の中でじっくりと時間を掛けて育つので

この位大きくても味がしっかりとしているとのこと。

 

バターで炒めて、最後に塩コショウか、醤油をじゅっと掛けていただくのですが

ものすごい勢いで家族は食べていくので、

何度も炒めては出してのくりかえし。このしいたけ

身が厚くって、口の中に椎茸も旨味がどんどん広がっていくんですね。

 

ナメコうどんです。

ブーリン大絶賛!原木ナメコの味の濃さとトロリ感に

すっかりノックダウンのよう。。。

お土産に頂いた椎茸や、シメジなど食べきれないので

こうやってスライスして冷凍庫で保存しておきます。

キノコって・・・苛められると美味しくなる食材なんですね 

だから、こうやって冷凍保存したり、乾燥させて、戻すと言うことをすることで

旨味成分がぐ~~んとアップするわけです。

 

頂いた食材でお弁当作りです

ちょっと見えないですが・・・左のとろろ昆布に巻かれているのは

笹かまぼこをタテに切り身を入れ、チーズとハムときくおさんちの甘いキュウリ

を挟んで、とろろ昆布で巻いたもの

ひもで縛っているのは、カボチャの巾着、

手前には鳥と糸コンの煮物の上に

きくおさんからお土産で頂いたピーマンを大きく切ってトッピングしております。

そして、真ん中には愛しのトマトベリー

 

実況中継「トマトを切ると・・このようにハート型になります」

って・・・?何だかハート型というよりも・・・

まるで、三つ葉のクローバーのよう。。。

 

 

「おいおい、またそこで、なにぼけかましてるん。。。」

「切り方がちゃうちゃう!

 

   という・・・へいさんの声が聞こえて

 

はい、改めてトマトベリーの登場

可愛いハートが2つ、

なんともラブリーなお姿

さて、このとってもキュートな私のハート、どなたが受け取って下さるの??

 

 



「へい!ガッテン承知!

 せっせせっせと網を張っているわたくしが、
 しっかり受け取ってあげますだ!」



と・・・山の蜘蛛さんが、言ったと

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