先日、某八百屋で大きな人参を発見。最近は品種改良も進んで、甘い西洋人参が主流となっている中、これは珍しい東洋種。“金時にんじん”、又の名を“京にんじん”ともいい、関西では祝い事や正月に欠かせないものらしいのです。
珍しい野菜を見るとどうしても買わずにはおえない衝動が突き上げ、思わず購入。1本198円なり。買って来てすぐに長さを測ったら34センチ。色も普通のにんじんと違い、赤味がどちらかというと強い色です。
手前が西洋種のにんじん
奧が東洋種の金時にんじん
ダイコンやニンジンを購入するときの見分け方は、切り口を見ること。もしダイコンの葉っぱがついているのでしたら、葉っぱの付け根が細いのがよいダイコン。ニンジンも同じで切り口が太いものは避けた方がよいそうです。
それは、葉っぱの太いものは、ニンジンもダイコンも芯が太くて堅いものが多いからだそうです。
この金時ニンジンこの赤み、加熱すると更に鮮やかになるそう。柔らかいが煮くずれしにくく、煮物向きとか。
さーてと、どうやって調理してあげようか?いっとき考え、物置にあったヤーコン芋を思い出してかき揚げにする事に。
ヤーコン芋と金時ニンジンのかき揚げ
ヤーコンのしゃりしゃりとした食感を活かすためさっと揚げるのがコツ。
我が家では塩を付けて食べます。
身欠きにしんと金時ニンジンやダイコン、ごぼうなどの
根菜野菜を鍋に入れ、ひたひたの水で炊きあげていきます。
身欠きにしんは2日ほど米のとぎ汁でもどしておいたもの。
真ん中にどんとある椎茸、これは我が家の昨年秋の収穫物。
冷凍庫で保存していたので、これはかちかちの状態。
キノコ類は余ったときには冷凍庫保存が味がよくなるそうです。
身欠きにしんと根菜野菜の煮付け
この煮付けは青森の郷土料理。
一昔前、青森ではにしんがまんさか捕れ、にしん御殿が出来たほど。
にしんが大漁に捕れると、地元のお母ちゃんたちは
腕をふるって鰊の旨みをいかしたお料理を
ちゃぶ台の上にいっぱい並べたことと思います。
身欠きにしんは身がふっくらとしたものを選ぶと美味しいです。
ウチでも普段は西洋人参の方を食べていますが、正月には京人参を使います。
色がハッキリして綺麗なんですよね~♪
身欠きにしんの郷土料理美味しそうですね~
身欠きにしんもこの時期こそ食べたい干物ですよね(笑)
昆布巻きなどに使いますがこんなレシピもあるんですね(^^♪
目でしたごちそうが出来なくてほんと申し訳ないです。今度料理上手のrikoちゃんに伝授をしてみますので、機会がありましたらごちそうになってみてくださいね。
身欠きにしんは、大好きな食材です、これとダイコンを会わせてお付けものを作ったり、さっと炙って食べるのも美味しいですよね。