旬のうまいもの

旬を頂く喜びは野菜に限ったものではありません。

私が仙台に越してきたのは３０年近くも前。

当時まず感動したのは仙台の美しい街並み。

東北で一番の大都市でありながら、緑がいっぱい。

春の新緑から始まり、秋の素晴らしい紅葉

舞い散る葉っぱの美しさに感動したものでした。

そして食の豊かさ。

海や山の幸がいっぱいで

仙台の朝市にいくのが若いときからの最高の喜びでした。

エスパルに行って洋服買うより

市場ぶらつくのがず～と大好きで

活気あるお兄ちゃんたちの声に元気づけられ

袋にお土産いっぱい買って電車に揺られて帰ってきたものでした。

子どもが生まれてからは

「落ち葉（市場）で買い物して、交差点（喫茶店）にいこうね」

とよく子どもにせがまれました。

なんと若いときには・・・

年末には・・・１万円の筋子までサービスで頂く

深い深い魚仲になってしまいました。

それほど大好きなお魚ですが、これまた更に美味しくなるのが

秋から冬にかけて。

この時期もうたべたいものがいっぱいで

買い物かごと財布と相談しながら

買いすぎに要注意のお買い物となってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

これは鮭の白子を煮たもの。

醤油とみりんとお酒で白子をさっと煮て

長芋トロロをかけていただきます。

 

 

 

 

 秋刀魚美味しいですね～～

秋刀魚のお刺身も我が家の大好物なんですが

帰りの遅くなるときには

朝に秋刀魚の蒲焼きを作って出かけます。

そうすると、帰ってから「蒲焼き丼」にしてすぐに食べられるんですね。

 

 

 

 段々つゆが煮詰まってきました。

我が家の蒲焼きはちょっと甘めが人気です。

 

 

 

 

 

 秋から美味しくなるのが白菜

 でも、これ・・・

じつは純粋なる白菜ではありません。

 

 

 

 結球した葉っぱを見ると白菜に似てますが

白菜よりもちょっと歯ごたえがいいんですね。

 

 

 

 白菜が丁度家にあったので半分に割って比較してみます

 

 どちらが白菜？

わかりますか？

芯の所を見て下さい。

左と右で芯の形もたかさも違いますね。

よ～～くみて下さいね。

 

 

 

 

 

 

白菜は、はい右です。

左が・・・

先ほど紹介した野菜で

じつは「キャベツと白菜の愛の子　」

いろんな野菜の種を集めるのが大好きな種おばさん。

某生産者に頼んで、紫やオレンジ、貝殻模様のカリフラワーに加えて

こんな不思議な野菜も作ってもらいました。

「いしころさん、これどうやって食べるの？」

そんな電話を頂いて、某生産者の畑にすっ飛んでいき

すぐに家に帰って葉っぱの感じを捉えるために

塩とこしょうで味付けたシンプルサラダを作りました。

 

葉っぱの感じは

白菜ほど柔でなく、キャベツほど堅くない。

シャキシャキみずみずしい「キャベツと白菜の愛の子」です。

たぶん・・・

この野菜を作っているのは宮城県でこの方だけでは

ないかと思います。

こんな野菜食べたことないでしょう？ということで

ちょっと秘密めかしてご紹介しましたが、

この「キャベツと白菜の愛の子」

かなり・かなり美味しい野菜です。

詳細を知りたい方はどうぞご一報下さい。

新しい野菜大好きなわたくしですが、

今まで口に合わない美味しくない野菜も正直沢山ありました。

でもこの「キャベツと白菜の愛の子」

これは一押し二押し三四がなくて

五押しのとってもとっても美味しい愛あるお野菜でした。

 

 

 

 そして今夜の食事は

 秋鮭半身とイカを使った「チャンチャン焼き」

「キャベツと白菜の愛の子」半分ざく切りにして

今が旬のマイタケ、椎茸、タマネギやねぎをいっぱい載せたら

バターを載せて・・・

 

 

 

 

更にふたが閉まらないほど上から野菜をどっと入れて

特製味噌だれを載せたら、ふたを閉めて蒸し煮にします。

 

さて・・・

この後はご想像にお任せして・・・

約１０分後。。。　

湯気の上がった秋しゃけ・旬の野菜を　　　

家族みんなでつついていただきます。

ゆず胡椒など載せても格別　

 

ハフハフ～～～ハフハフ～～～　

 

ハフハフ～～～ハフハフ～～～