ヨガ教室を9月から開講します。「食と運動の両面から体を整えていき、健康寿命を延ばしていきましょう」

なかなかコロナの勢いが収まらず、先が見えない状態。皆さん悶々となさっているかと思いますが、まずは平常心で日々過ごしていきましょう。今までの生活とは違い確かに不自由な日々となりましたが、スマホ普及により、情報がどこでも得られるようになった現代社会を考えますと、日々の生活は時代と共に変わっていきます。今の日々を受け入れていき、まずは自分の居心地の良いところ、今までできなかったことを探しながらぜひ過ごしていただけたらと思います。

　 わたくしも、自粛期間の間お仕事もなくなり、そこで有り余った時間で向かい合ったのが、実は「この体」です。趣味のキッチンガーデン・畑・そして仕事のために体を酷使してきたせいか、昨年1月から体のあちこちが痛みでひどくなり、それで整体院に通いながらもなかなか治らず、そこでダメもとでパソコンを見ながらヨガを始めたわけですが、それが功を奏し、なんと3週間で全く動かなかった腕が自由に動かせるようになりました。その時に気づいたのですが、健康がなにより大切と言いながら、どれほど自分が自分の身体をないがしろにしてきたかということです。「体をだましだまし」なんて言うことも口に出すこともありましたが、騙される体もたまったもんじゃありませんよね。それに体だっていつまでも騙されたままでいるはずもなく、悲鳴を上げるときが必ず来ますし、悲鳴さえ上げられなくなる時が来てしまいます。
その時に思ったのは、歳をとっていくほどに、体を動かしていく事の大切さです。やっぱり心も体も健康に、痛みなく、足腰衰えることなくさっと歩けるそんな人生を最期まで送りたいですよね。
ということでまたまた一念発起しまして、今年の1月からヨガ養成講座を受講、6月末に全日本ヨーガセラピスト協会認定ヨーガセラピストの資格を取得しました。

20代から40代の方々に交じって、それは頑張りました(笑）が、実はこの64年の人生で心身ともに大きく成長できた貴重な半年間だったと思います。 

体と向き合うことの大切さ。年齢と共にどんどん衰えていく筋力。思わないところで転びそうになったり、腕があがらなくなったり、、、これはまずいぞ、と思ってもなかなか運動に取り組めない。体硬いし、、、前に何度も運動したけど結局かえって体悪くしてやめてしまった経験が数限りない、、、、、、人生豊富な方ならば少なからず感じることもあるかと思います。でも一日一日とほおっておくと、体はだんだん老化に向かうばかりです。私たちに与えられたたった一つの命、体を大切にしていきたいですよね。

　

そして、このコロナ禍の中ではありますが、2021年9月よりヨガ教室を開講することにしました。本ヨガ教室では、体を動かすだけでなく【体の知識を深めていくこと】でしっかり自分の身体と向き合い、体を整えていく事の大切さを実感しながら、日々の心の在り方もどんどん変わっていくヨガ教室を目指していきたいと思います。「体側伸ばし」はよくヨガで取り入れられる動きですが、この動き一つとっても、なかなか鍛えられられない体の奥にある体幹を鍛えるのにとっても効果的な動きです。

料理教室を始めたのも今から10年前の9月。震災後半年後、まだ社会が混沌としている時のことでした。思いがけず、10年後の9月に、今度はヨガ教室を開くことになりましたが、食と運動から皆さんの健康を支えられる花野果村を目指していきたいと思っております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヨーガセラピスト　石館志保子