いしころとまとの花野果村(はなやかむら)

野菜ソムリエ全国大会金賞受賞料理教室『花野果村キッチンガーデン』主宰 
いしころとまとのベジフルこぼれ話

夏野菜最後の収穫

2007-10-23 10:05:41 | 野菜ソムリエ

夏野菜を先日やっと撤去致しました。小さな実が付いていると、それらが大きくなった時の映像が目に浮かんで、なかなか根っこを上げることが出来ずにおりました。
10月から種まきできる、ほうれん草、“アスパイアー“の種まきの為、やっと撤去。
今はほうれん草の芽出しに水をかかさないよう気を付けているところです。

ちょっと余談になりますが、以前貸農園をお借りしていたことがあります。一面畑の緑が広がる中が、その時気がついたのが男性と女性の畑の様子のちがい。男性は、収穫後期になると、さっさと苗を片づけ、後作の為あっという間に整地。女性が作る畑は晩秋までトマトの苗が寒々とそびえいたり、畝の作り方も男性はしっかりと糸を張ってまっすぐな畝。女性は1メートルくらいの畝を何本も作って、多種多様な野菜をお弁当箱のように作っておりました。こんなところにも女性と男性の差が出てくるものです。
実はわたくしもずぼらなファーマー。恥ずかしながら、未だに我が家の庭でもミニトマトが冷たい秋風を受け止めております。

ばさっとツルムラサキを蔓ごと部屋に取り入れたところ。やっぱりツルムラサキの果実はプチプチとおいしいです。

収穫したタイバジル。薄紫の可憐な花が咲いております。この後洗って半日乾かし、
潰したニンニクと一緒にオリーブオイルにつけ込んでおります。

一部赤くなったものもありますが,青い状態で収穫した唐辛子。これらはそのまま冷凍庫で保存して、1年中料理に使うことが出来ます。

お隣の庄司さんから頂いた古代米。“秋になったら、紫の穂がでてっくと~~”と言われて、ずーと待っていたのにいつまでも白い状態。秋になってお隣の庄司さん。“うんにゃ、まずがって、苗あげてしまたじゃな~~、こっちゃこい見せてやっがら。(東京に住む方に翻訳です。“おやまあ、間違って苗を上げてしまいました。こちらにきて下さい。お見せ致します。”)

と言うことで見せてもらったのが下の映像。

皆さん、来年請う、ご期待。

あれ、今まであった家がなくなちゃった??
茄子の木の下でのんびりしていたカナギッチョ。茄子の木を急に取り上げられ、おろおろと周りをきょろきょろ。この後小さなしっぽを振って、新たなねぐらを探しにあっという間にいなくなってしまいました。2ヶ月前にはほんの3㎝くらいだったカナギッチョの赤ちゃん、今回は2倍の大きさに育っておりました。

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10 コメント

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寒さに向かって (ゆり子)
2007-10-23 18:38:04
そうですか、今日はお庭の方の野菜たちの入れ替えですか?最後まで丁寧に食べたり保存したり、手塩にかけた野菜たちは最後の一葉まで大切にしたいですね。それにしても茄子の『木』っていうのが面白い。かなぎっちょくんにとっては確かに大木だぁ。
う~ん良くわかります (iwamoto)
2007-10-23 20:03:15
野菜ではないのですが、お花も春から秋バージョンにしなければいけないのに花が咲いていると言う事だけでビオラを四季咲きにしてしまった私って、節約家と言うかずぼらと言ったらいいのか(汗)咲いているとなかなか始末できないのは主婦のやり繰りの所為?って事はないですね・・ツルムラサキの果実を味わえるのは、実際育てた人じゃ味わえないものですね。どんなお味がするんでしょう?
Unknown (吉ちゃん)
2007-10-23 23:13:20
今晩は! 今日は13夜。仙台の夜空にお月さんは見えますか。東京は良く見えますよ。
我が家のツルムラサキにも小さな花蕾が見られるようになったよ。それにしても大きな葉を付けてまだ脇目から芽を伸ばしてます。家庭菜園の姿、性格も出るでしょうがいしころとまとさんの言われる通りかもしれないね。仙台に住んでいたけど庄司さんの古代米の会話は通訳してもらわないとやっぱりわからないよ。
ゆり (いしころとまと)
2007-10-23 23:58:49
かなぎちょがあたふたとする姿が面白く、丁度夏野菜の収穫の見納めと思ってカメラを手にしていたのが幸いでした。カナギッチョ来年は大きくなっているんでしょうね。今はまだ赤ちゃんで、とても可愛い顔をしておりますよ。
iwamotoさんへ (いしころとまと)
2007-10-24 00:03:20
すごい、四季咲きのビオラですか?今頃こぼれ種から小さな芽が見られるのでは?そうやってビオラは子孫を残していくんですから、残しておかれたビオラも今頃喜んでいることと思います。
明日、ツルムラサキの果実をご賞味して下さい。
待っててね。
吉ちゃんへ (いしころとまと)
2007-10-24 00:09:38
こんばんは!今外に出てみたら、きれいなお月さんが見えます。夜景のモードでデジカメにおさめたけど、ちゃんととれたか謎です。
すみません。ツルムラサキはまだ抜いてはいないんです。蔓をひぱってチョキンチョキンと切って、少し散髪をしてあげました。さっぱりして、より男前に。
ところで、例の仙台弁。一応通訳したつもりですが、わたくしの標準語は合っていましたでしょうか?そちらの方が心配です
Unknown (ruko)
2007-10-24 14:04:25
我家の季節外れのプランターのトマト、今頃沢山青い実を付けています。赤くなるのはやはり無理かしら?
娘のナナ?(といつも見ているのですが青々としています。茄子はご指導のおかげで今も実をつけています。ありがとうネ。
ところでそら豆とビールいいですね、私も仲間入り!!
男女の違い (ななちゃん)
2007-10-24 14:46:15
こんにちは~
どんな所にも男と女の性格が出てしまうんですね。
潔さは男性ならでは・・・かしら。
青南蛮が冷凍に出来るなんて、またまたお勉強になりました。
何時も赤くなるまで放っておいてから乾燥させ、ビンに保存してました(^^)v

トカゲの赤ちゃんも、いしころとまとさんの所で安心して成長してたんですね(笑)
新たな場所を求めて旅に出たようですね(笑)
青Iトマトのピクルス (いしころとまと)
2007-10-24 20:26:07
リコタン、こんばんは。
最近急に温度がさがってきましたね。トマトはそのまま枝に付けていても、寒さのため黒くなって食べられなくなってしまいます。その前に収穫してしまいましょう。未熟な青いトマトは酸度が強いのでピクルス液につけ込むとよい保存食となります。
材料 漬け汁・・水200m 白ワインビネガ-400m 塩15㌘ 胡椒強め 未熟な青トマト600㌘。
作り方 漬け汁の材料を鍋に入れ一煮立ちさせる。熱いうちにトマトをそのまま入れて、涼しいところにおいておく。1週間から食べられ、1ヶ月頃が食べ頃。
冷蔵保存すると3ヶ月位保存が可能です。
ビールとそら豆、ビールと枝豆、ビールとスナックエンドウ、来年はご主人の畑でいっぱい作ってごちそうして下さい。楽しみにしてますよ。

一味唐辛子 (いしころとまと)
2007-10-24 20:50:51
ななちゃん、今日は少し野菜ソムリエ教室で勉強したことを紹介させて頂きます。
南蛮、赤くなるまで待っていると、カプサイチンという機能性成分が出来ます。これは動脈硬化やガンの予防に関連があると言われております。最近赤いピーマンなどが店頭に並ぶのはその為です。辛み成分はカプサイシン。辛い料理を食べると胃は勿論、脳が刺激されるそう。ぼーとした私の脳にはカプサイシンの方が必要なようです。乾燥した赤南蛮を、1㎝くらいに切って、種ごとミルサーにかけると自家製一味唐辛子が作れます。
20本くらいで20㌘の一味唐辛子ができますよ。作るときは手袋とマスクをご用意した方がいいです。そうしないと、目が痛くなったり、くしゃみが止まらなくなっちゃいます。私はずぼらなので、青唐辛子の冷凍保存で済ましちゃうほうですが

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