ヒジキでピザづくり

 

３月初旬に種まきした「コールラビ」

やっと本葉が２枚でてきました。

朝日を浴びて、とっても気持ちがよさそうです。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

ふらっとで知り合ったFちゃんから海の幸が届いたのは先月のこと。

「乾燥ひじき」です。

さて、頂いた乾燥ひじき

さて、さて、どうお料理しようか。。。

次のお料理セミナーがピザ作りということもあり、

「じゃ、ひじきでピザ～を作っちゃおう♪」と決めて

 

「ひじきとツナの和風ピザ」を作っちゃいました。

ひじきは戻してから、一旦塩味のペペロンチーノにして味を調えてから、

出来上がったピザ生地にトッピングします。

ピザソースは柚子入りの味噌味にして、さっぱりと。

これが思った以上においしく出来上がり♪

 

 

ひじきと言えば、やっぱり煮物ですね。

「ひじきの七味唐辛子煮」です。

七味唐辛子で煮るの？そりゃ辛いでしょう、、、と思うかもしれませんが

大丈夫。

我が家の七味唐辛子は辛味よりも香り重視で

唐辛子以外の香がいい食材がいっぱい。

山椒、黒ごま、白ゴマ、あさの実、青のり

極めつけは自家製の「陳皮」

アイコープから買ったノーワックス・特別栽培のミカンの皮を乾燥して

ミルで粉砕して作ったものですが、

陳皮の香りが鼻腔をくすぐるんですね。

そうそう、まだマウスを対象とした実験結果ではあるけれど

「かんきつ類の皮が認知症の改善によい結果が得られた」と先日の農業新聞に書いておりました。

現在の医療では認知症は進行を遅らせることはできるけど、治療にままだ至ってないそうですから

この先、「ついつい捨ててしまうかんきつ類の皮」には大きな希望が持てますね。

もともと七味唐辛子は生薬を素材とした「食べる薬」として考案されたもの。

実際、陳皮は精油を含み、芳香性健胃薬として多くの胃腸薬に調合されております。

ひじきの煮もの、、、ついつい作りすぎて残っちゃったら

冷凍保存が効きますから、お弁当用に小分けにして冷凍庫に保存しちゃいましょう。

又、ザクザクと切って暖かいご飯や、酢飯に合わせれば

今はやりのリメーク混ぜご飯が出来ちゃいます。

 

では最後に、、、

余ったヒジキの煮もので作る

「ひじきとお豆腐のふわふわ団子」のレシピを紹介しますね。

①お豆腐１丁・・・・キッチンペーパーで包んでレンジで２分加熱して水切りをします。

②残ったヒジキの煮ものはザクザクと切る。

③ボウルに①と②と片栗粉大さじ３（ヒジキの量にも寄りますので、分量加減して下さい）

　塩、こしょう少々を加えて、よく混ぜる。

④170°に温めた油で、スプーンで丸めて３を落として、きつね色になるまで揚げる。

 

今回は冷凍室を漁っていたら、晩秋に冷凍しておいたギンナンを拾ったので（笑）

お豆腐生地で包んで揚げましたが

ふわふわのお豆腐を食べ進むと、中から飛び出すギンナンのもちっとした食感、

これがまた「宝探し」みたいで楽しかったです　

 

 

こんな感じにできあがりました

ソースはこれまた自家製の柚子胡椒を市販のポン酢に合わせて

掛けていただきましたよ。

 

残ってしまったヒジキの煮ものあったら、こ～んな感じに作ってみてください。

必要なのはお豆腐だけですから、家計のエコにもとってもいいですね。

「乾燥ひじき一口メモ」

●ひじきは８～９月にかけて新芽が生長。翌年の３～５月の大潮の干潮時に引き上げられます。

　だから、国内産のヒジキの旬は「春」で、今がとってもおいしい時です。

●乾燥ヒジキの選び方ですが、実がしまっているのを選びましょう。気胞葉と呼ばれる膨らんだ葉が多いものは

　過熟のものが多く、葉自体が空洞で味が落ちます。

●牛乳の１４倍のカルシウム、ホウレンソウの１５倍の鉄分、多くのミネラルを含むカロリー０の健康食品。

　お子さんや妊婦さん、そして美容にも大変良い食材です。

●戻し方：水で１０分から１５分で戻す。お湯をかけて戻す。電子レンジで戻すなど簡単に戻すことができます。

　又、少し多めに戻し小分けにして冷凍庫保存しておくと、必要な時につかえて大変便利です。