我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

SAYURI / Memorirs of a Geisha

2005-12-11 02:00:11 | 劇場&試写★6以上


5年くらい前から、ハリウッドで「さゆり」を映画化すると聞いてた。
それも、スティーブン・スピルバーグで。
その当時、主演は工藤夕貴と予定されてて、いつになったらやるのかな~と思ってたら
忘れた頃にやってきた! それも、主演には"アジアンビューティー”の象徴とも言われて久しいチャンツィーを持ってきた★
本日、世界同時公開!

ここ数年のスピルバーグときたら、、、。
なーんて知人でもないくせに親しげに言うけど
ほんと駄作が多くなってきてる気がしてて、製作スピルバーグとか言われても期待できないな~と思ってた。
それでも今回監督に、「シカゴ」「アニー」のロブマーシャル。
これはもしかしたら、悪くないかも?という程度で期待しないで観ることに、、、、。

結論から言うと


予想してたよりずっと面白かった!

日本の描き方はどうか?なんて問われても、当時を生きてないからわからないし、
相撲の知識もないし、芸者と舞妓の違いもきちんと答えられないワタシにわかるはずもなくて
でも、mig的には「ラストサムライ」よりも面白かった~★


「風と共に去りぬ」のスカーレットオハラのように波瀾万丈でなければ、
このところやたら多い実話でもない。
何もなかった人生に、
ひとひらの希望と願いを持った少女の歩んだ人生

が振り返って本人の口から語られる。



貧しさから置屋に売られ、姉とも離ればなれになった少女。
辛くて厳しい毎日を過ごす中、道で偶然出会った男性に優しく声をかけられる。
その日から、生きる目的が出来た。
本物の、芸者になればきっと
立派な身成をした、あの方の世界へ行ける、、、、、、!!


公式サイト

FLiX チャンツィー単独インタビュー

キャストについては何んだかんだ言われてたけど(特に中国人のチャンツィー)皆ハマってた。
いつ見てもカワイイ、チャンツィー


雪おんなじゃないよ。

主演の芸者役は何で日本人じゃないの?という声が多い。
確かに言われても仕方ないよね~。日本の芸者の話なんだから。
でも日本人だったら?誰?といっても思い付かない、、、、。

他には、桃井かおりを桃井かおりとしてうまく使ってて、良かった。
思ったよりセリフ多くてびっくり
もはやハリウッドでもメジャーになったケンワタナベ(渡辺謙)は、カッコ良くてオイシイ"会長"サン。


工藤夕貴はさゆりの唯一の友達パンプキン。後半の人が変わったようなハジケっぷりもいいし、
顔にアザが出来た役所広司は、、、、うん、これもぴったり。
migが声を大にしたいのが、香港二大女優の競演
よくぞ、このお二人にしてくれました!と感じるくらい、ぴったり。


なぜそこまで子供相手に冷たい!?
と思えるほど、冷酷な芸者の女王"初桃"にコンリー。



コンリーのライバルで、さゆりを芸者へと導く姐さん"豆葉"にミシェルヨー。
(正確にはマレーシア人)

さゆりの子供時代役のコもよかった。ちょっとチャンツィーっぽくて、成長後に繋げても、違和感なかったのはけっこうすごい。

ただ子供時代の部分、けっこう長かったな~、
あんまり省けばいいってもんじゃないけどじっくーり描き過ぎというか。。。
あの部分で20分短縮すれば、2時間ものに出来たのに~。なんてね。

音楽もなかなか良いなぁ~と思ったらそれもそのはず、「スターウィーズ」や「ET」も手掛けた大御所、ジョンウィリアムズそしてヨーヨーマだったサントラ、欲しいかも★

でも何で英語の中に時折いきなり一部だけ日本語だったりすんの??
「お姐さん」とか、忘れちゃったけど、ところどころにちょこちょこ出てたなー。
それがナゾ。

7(10段階
好みによると思うけど、決して駄作ではない。
ライバルを蹴落としてのし上がるっていうストーリーではなくて、
芸者としてどう変わっていくのか、
そして、どうなっていくのか読めそうで読めない。


期待しないで観たら、楽しめるはず~



会長サンハ、ロリコンナンデスネ??



しつこいけど、雪おんな役ではないよ。

芸者とは、”動く芸術作品”なんだそう。この映画では。

辞書によると


チャンツィー出演作では、デビュー作で、
チャンイーモウ監督作品「初恋のきた道」がお勧め★

今回、劇場にははあっちにもこっちにも外国人が目に付いた
そういえばyueが(トロント在住・妹)、
周りの外国人の友達たちは日本の文化にすごく興味を持ってて、日本の歴史だとか、それこそ"geisya "って何?とかいろいろと聞いてくると言ってた
これを観て日本のコト、また間違った解釈で取られなきゃ良いけど。。。。。


※「キルビル」は"タランティーノの世界"だから、イイのダ




SAYURI 2005年 アメリカ 
 2005/12/10 日米同時公開 146min
字幕 戸田奈津子

【staff】
監督: ロブ・マーシャル
製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ
原作: アーサー・ゴールデン
脚本: アキヴァ・ゴールズマン
音楽: ジョン・ウィリアムズ

【cast】
チャン・ツィイー /渡辺謙 /役所広司
/ミシェル・ヨー /コン・リー
桃井かおり /工藤夕貴 他




人気blogランキング←please click
              
(1日1回有効)クリックよろしくね★
皆様の応援のおかげで現在6位にランクイン~とっても嬉しいデス
読んでくれてそして、いつも応援ありがとう