”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ゆずピール、その後

2020-02-12 10:28:18 | 言葉・話し方

昨年末に作ったゆずピール

 

こんなふうに刻んで、

  

 

こちらは、パウンドケーキに入れました。

  

  

そして、こちらはおからクッキーに混ぜました。

   

おからパウダーと小麦粉、半々で作りました。

焼きたては、外はサクサク、中はしっとりで、

素朴なカントリーマーム風だったのですが、

時間が経つと、おから特有の現象が・・・。(^-^;

 

口の中の水分、全部持って行かれます。

 

今度は、小麦粉多めで作ってみよう!!

 

ゆずピールも残りわずか・・・。

今度は、もっとたくさん作ろう!! ヽ(^o^)丿

 

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いや、困る!

2017-05-10 16:57:06 | 言葉・話し方

ここ何年も私自身は使ったことがないけれど、

子供の頃は、私の母親世代がよく使っていた言葉が、

先日、ラジオから聞こえてきました。

静岡の方言というか、独特のフレーズというか・・・。

 

それは、「いや、困る!」という言葉です。(^-^)

 

  

これは、会話中に合いの手のように早口で言われていました。

本当に困るような事柄に対しては使われず、

笑えるような失敗に対して使っていたように思います。

   

例えば、

「今朝、お弁当を作ろうと思って、炊飯器を開けたら、

 お米が水に浸かったままで、もう大慌て~!!」

「いや、困る!」

 

とか

 

「クリーニングのタグを付けたまま、この服着て仕事に行っちゃった。」

「いや、困る!」

といった具合で、「あら、まあ」と笑えるような時に使います。

 

決して、家族がオレオレ詐欺の被害にあったとか、

交通事故にあったとか深刻な話題の時には

「いや、困る!」は使いません。

  

私が子供の頃に、静岡の中部地方でおばさんたちがよく使っていた

という印象の言葉なのですが、

ラジオから流れてきたということは今でも生きているんですね。

   

こんな風に使いますよ。

 

「ネコが車の上で昼寝していて、なかなかどいてくれなかったのよ。」

「いや、困る!」

 

 

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脳をだまして、美・アンビシャス!

2015-02-24 09:26:23 | 言葉・話し方

先週の金曜日、豊橋で干し野菜講座を終えた後、

私は掛川市役所に向かいました。

 

そこでは、「かけがわ女性農業者のつどい」が開催されていました。

私は掛川市民でもなく、農業者でもありませんが、

3年前、このつどいで講師を務めさせていただいたご縁で、

今回、マナー講師の水沼陽子先生をご紹介させていただきました。

もちろん、豊橋~掛川間の移動では、開始時刻に間に合うはずもなく、

私は、ご挨拶だけでもできれば・・・と伺ったのです。

  

  

ちょうど、私が会場に着いた時、

水沼先生は、「若々しさの秘訣」についてお話されていました。

  

それは、脳はだまされやすい・・・ということ。 (*^_^*)

だから、思い込むことによって、その通りになるそう。

  

例えば、甘いものを食べる時に

「これを食べたら、太る。」と思って食べるのではなく、

「これを食べたら、痩せる。」と思うことによって太りにくくなる。

また、「もう年だから、赤は似合わない。」と思うのではなく、

「これを着たら、若々しくいられる。」と思うことによって、

その色が似合うようになってくる。

  

 

だから、元気がない時でも、鏡に向かって

「おはよう!今日もステキね。」と笑いかければ、

元気が出てくるというわけですね。

  

この積み重ねが、若々しさを保ってくれるのでしょう。

 

  

  

もちろん、マナー講座ですから、

お茶とお菓子の出し方、いただき方も学びましたよ。

 

  

お作法というのは、見た目も美しい動きですが、

一番機能的な理にかなった動きです。

機能美とは、このことなのですね。

  

 

水沼先生、

すてきな時間をありがとうございました。

  

女性の皆さま、今日も脳をだまして

美・アンビシャスですね。 ヽ(^o^)丿

 

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サクサク

2011-06-29 10:58:55 | 言葉・話し方

今から10年ほど前のこと。

ワードで文書を作成していると、、

文字の変換に時間がかかることが続き、

パソコンに詳しい友人に助けを求めたことがあります。

 

友人は、なぜそういうことが起こるのか、

どう対処したらよいのかを丁寧に説明してくれて、

最後にこう付け加えました。

そうすれば、ワードがサクサク動くよ。

 

え~っ!!

サクサク???

この人、ふざけてるの!?

 

当時の私にとって、サクサクというのは

クッキーなどの食感を表す擬態語でしかなかったから、

なぜ急にパソコンがサクサク言いだしたのか理解できませんでした。

 

で、このサクサクですが、

1990年代前半、パソコンが普及し始めた頃から、

エンジニアを中心に、機械相手に使われていた表現。

機械の反応を気にすることなく、作業が進む様子を

表しているそうです。

そう言われてみれば、

サクサク処理できる経理」といった表現を見かけます。

 

ところが、先日の会合で若い女の子が

(まあ、みんな私より若かったけど・・・ ^^; )

総会がサクサク終われば、そのあと時間が空きますね。

と話していました。

機械相手に使うモンだとばかり思っていたから、

妙に違和感を感じました。

で、SEの夫や友人に確認してみると、

あまり、そういう使い方はしないね~。

 

まあ、言葉というのは時代によって変わってきますから、

オジサン、オバサンにとって一般的ではない表現も

若い世代には当たり前なのかもしれません。

 

私は、サクサクの正しい使い方がよくわからないので、

無理して使おうとは思いませんが、

昨年の流行語にもなったTwitterの「なう」の正しい用法も

いまだにわかりません。

同じ日本語なのに、わからない言葉が増えて

困ったなう・・・。 (T_T)

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聞く人の立場で

2011-02-21 17:15:58 | 言葉・話し方

今日は、県立総合病院でエコーの検査がありました。

消化器科のK先生は、浜松の病院にいらした時から

ずっとお世話になっています。

 

初めて、先生の診察を受けた時、そのわかりやすい説明の仕方に、

思わず拍手を送りたくなったほど・・・。

説明は、こんな順序で行われました。

①まず、結論

②症状についての説明は、ポイントがいくつあるのかを

 先に述べてから、その肉付けをしていく形。

 (患者としては、話を聞く心の準備がしっかりできます)

③最後にまれな症例を付け加え、今後の治療の計画を立てます。

 

私も人前でお話させていただく機会が多いので、

先生はこのお話の仕方をどこで身につけられたのか

大変気になっていました。

そこで、今日、検査後に思いきって質問してみました。

 

「私、先生のお話の仕方がとても好きなんです。

 それは、やはり学会のように限られた時間の中で、

 ご自分の研究発表などなさる機会が多いから、

 自然と身についたものなんでしょうか?」

すると、意外な答えが・・・!

「いや~、違いますよ。

 僕はバイクとか車が大好きなんですが、

 修理工場などに行くと、専門用語を連発されることがあって、

 わけがわからず、不安になることがあるんです。

 だから、その時の気持ちを忘れないようにして、

 患者さんの立場に立って、お話するようにしています。」

 

野菜ソムリエになる時も、「生活者の立場に立って・・・」ということを

常に教えられました。

相手が何を一番知りたいのか、

どんなふうに話を進めたら一番わかりやすいのか、

聞く人の立場に立って考える・・・

これは「伝えること」を生業とする者にとって、一番大切なことですね。

 

K先生、すてきなお話、ありがとうございました。

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