”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

お月見と里芋の関係

2013-09-30 09:13:46 | お勉強

先週末、地元食推協の勉強会が開かれました。

今回のテーマは「お月見の行事食」。

 

●お月見と里芋

 お月見とは、旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事ですが、

 もともとは、中国の里芋の収穫祭が由来。

 収穫作業が夜まで続く時、

 明るく照らしてくれる満月に感謝するとともに、

 豊作を祈願したことから始まった行事です。

 

●十五夜と十三夜

 十五夜は、中秋の名月、芋名月とも呼ばれ、

 旧暦8月15日の十五夜を指します。

 この時期に採れる里芋を供えます。

 

 十三夜は、後の月、豆名月、栗名月とも呼ばれ、

 旧暦9月13日の十三夜を指します。

 この時期に採れる豆や栗を供えます。

 

 

そんなお月見の行事食として実習したものは、

Img_7790

 ・栗おこわ

 ・今風満月蒸し

 ・月見和え

 ・豆腐団子の野菜汁

 

 

今年の十三夜は、10月17日。

月がきれいに見えるといいですね。 (*^_^*)

 

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こころの健康講演会

2013-09-29 09:36:48 | お勉強

「こころの健康講演会」に出席させていただきました。

テーマは、

身近なうつ病気づいてますか?

~うつ病の理解とストレスと上手につきあうコツ~

 

講師は、神経科浜松病院院長 山岡功一先生。

 

このグラフをご覧ください。

Img_7785

疾病による患者数の推移を表わしたものですが、

赤がガンの患者数、

そして一番上の青が精神疾患の患者数です。

近年、急速に患者数が増加しているのがわかります。

 

 

●早期発見、早期治療が大切

 うつ病も早期発見、早期治療をした方が

 医学的にも有効であることがわかっています。

 また、早く治療を始めた人の方が、自殺リスクも下がります。

 

●うつ病の早期発見のポイントは

 ・口数、笑顔の減少

 ・俗っぽいこと(例えば週刊誌の見出しなど)にさえ

  関心がなくなる。

 ・強い頑張りを口にするようになる。

 

 つまり、非日常性を周囲がいち早く察知することが大切です。

 

●主婦によく見られるうつのサイン

 ・毎日の献立が決められない。

 ・スーパーに行っても、買うものがいつまでも決まらない。

 

●主婦のうつを改善するための例

 ・おかずを一品減らす。

 ・スーパーのお惣菜を活用する。

 ・会社帰りの夫に、お弁当を買ってきてもらう。 など

 それでも、症状が進む場合には、

 入院して、日常を意識することなく休養できる環境に

 身を置くことも大切です。

 

 

こころの健康に関する講座は、

時間がある時は必ず出席するようにしています。

今回の講座では、かねてから疑問に思っていた

「うつ病の治療にはどうして長い時間がかかるのか?」

という点が見えてきたことが最大の収穫でした。

 

山岡先生、ありがとうございました。

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温暖化でした…^^;

2013-09-28 09:22:09 | ブログ

極度の冷え症、寒がりです。

毎年6月までは電気毛布とストーブを使い、

8月のお盆が過ぎた頃には、

再び使い始めていたので、

ストーブを片付けるということもしたことがありません。

 

それが、ここ数年、

電気毛布とストーブの使用は5月まで。

そして、今年は今週になってから

電気毛布、ホットカーペット、ストーブの使用開始。

 

過去に比べると、1ヶ月も差があるので、

その分、健康になったのかと思っていましたが、

そうではなく、地球温暖化の影響ですね。 ^^;

 

Img_7613

 

 

もうすぐ、9月も終わります。

他の人よりも一足早く、寒さニモ負ケズ頑張らないと!!

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ギモーブ

2013-09-27 11:18:15 | お菓子

ギモーブというのは、マシュマロのことを

フランス語でおしゃれに表現しているだけだと

ずっと思っていました。

 

Dsc_0170

  【写真は、某ファミレスのギモーブのケーキ】

 

 

ギモーブとは、薄紅立葵(ウスベニタチアオアイ)という花の

フランス語名。

Althaea_officinalis01

        【画像お借りしました】

 

 

もともとは、この植物の根から採れる汁を

卵白や砂糖と混ぜて作られていた食べ物が、

今では、この汁の代わりにゼラチンが用いられ、

マシュマロ(ギモーブ)と呼ばれるお菓子になりました。

 

さらにおもしろいことに、

この薄紅立葵の英語名はMarsh mallow(マーシュマロウ)。

マシュマロもギモーブも、同じ植物の名前だったのですね。(^^)

 

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野菜ソムリエクラブ さつまいも

2013-09-26 13:53:52 | 野菜

磐田市の向笠公民館で

第2回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。

 

9月のテーマはさつまいも。

今回集めたさつまいもをご覧ください。

●紅あずま、高系、紫いも

Img_7781

 

●安納芋、にんじん芋、はまこまち

Img_7779

ただし、にんじん芋というのは

干し芋にする果肉がオレンジ色の雑種のイモ全般を

指しますので、正確な品種名ではありません。

 

●鳴門金時、紅はるか、クイックスイート

Img_7782

 

 

食べ比べは、

安納芋(鹿児島産、磐田産)、鳴門金時(徳島産、掛川産)

紅はるか、はまこまち行いました。

Img_7783

鳴門金時は、本場徳島産はしっとり、

掛川産はホクホクといった違いがありました。

安納芋は、磐田産が頑張っていました。

本場鹿児島産に引けを取らないおいしさです。

 

 

試食としてお出ししたのは

Img_7784

 ・さつまいもとツナの炊き込みご飯

 ・さつまいものハンバーグ

 

 

甘いさつまいもをご飯のおかずとして取り入れる工夫、

また、御前崎とさつまいもの深い関係などもお話しでき、

あっという間に2時間が過ぎていきました。

 

 

受講生の皆さま、ありがとうございました。

おやつとしてだけでなく、

お惣菜としてさつまいもを活用する機会が増えますように。 (^^)

 

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