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慣れたと思ったら、実はそうでもなかったヘブライ語 (9)

2013-11-27 08:51:11 | ヘブライ語
先週の水曜日はヘブライ語基礎・中級講座の基礎Ⅲコースの第9回目でした。最初に学んだのはヘブライ語の詩「שיר עצוב (シール アツヴ)」。イスラエルの作家ヨナタン・ゲフェンの作品で、「悲しい歌」という意味です。直訳では意味がわかりにくい、文学的な表現がたくさんあり、訳すのに苦労しました。

続いてはヘブライ語のことわざを4つ学びました。私が一番興味深いと思ったのは、אחד בפה, אחד בלב ということわざ。直訳すると「口に一つ、心に一つ」になりますが、どういう意味かわかりますか? これ、「口から出る言葉と心の中で思っていることが違う」ということです。日本語の「本音と建前」に似ていると思いました。

お次は「それぞれの」等を意味する「כל (コル)」を使った表現を学習。名詞単数形の直前に כל をつけると「おのおのの」「毎~の」という意味になります。まさに英語の every と同じ。例えば「すべての母」は כל אמא (コル イマ)、「各自」は כל אחד (コル エハド)、「毎週」は כל שבוע (コル シャヴア)という具合。もちろんこれらの表現を使った文章の発音と訳も練習しました。

続いては色を表現する単語を学びました。冒頭のヘブライ語の詩にも色を表す単語がたくさん出てきたのですが、今度は性・数による変化も合わせて学習。ここでは変化については書かず男性形のみ一部紹介しますね。「白」は לבן (ラヴァン)、「黒」は שחור (シャホール)、「赤」は אדום (アドム)、「黄」は צהוב (ツァホヴ)、「緑」は ירוק (ヤロック)、「青」は כחול (カホル)です。

一通り色を表す単語を学んだところで、色が使われた読み物の発音と訳の練習。これはそれほど難しくなかったのですが、その後、「色+名詞」で表記された日本語をヘブライ語に訳す問題(なんと30問以上!)はかなり難しかったです。まだ私の頭の中でそれぞれの名詞が男性名詞なのか女性名詞なのかきちんと整理されていないのと、複数形の変化にいまだにとまどってしまうからです。ここでは日常生活で使えそうなものをご紹介します。「白ワイン」は יין לבן (ヤイン ラヴァン)、「赤ワイン」は יין אדום (ヤイン アドム)、「ブラックコーヒー」は קפה שחור (カフェ シャホール)、「青空」は שמיים כחולים (シャマイム クフリーム)、「イエローパプリカ」は פלפל צהוב (ピルペル ツァホヴ)、「グリーンオリーブ(複数形)」は זיתים ירוקים (ゼイティーム イェルキーム)、「黒髪」は שערות שחורות (セアロット シュホロット)。ちなみに髪は男性形の場合もあるそうです。

なんだかんだ言って、次回で基礎Ⅲコースも終わり。最後まで気を抜かずに頑張りたいと思います。
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