生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

働く心

2016-11-03 03:31:32 | 日々の暮らし
日本三大随筆に

1.枕草子(清少納言1000年前後作)

2.方丈記(鴨長明1212年作)

3.徒然草(吉田兼好1324年~1331年作)

があります。

今日はその中に

「働く」という言葉が出てきた方丈記を紹介します。

『いかにいはむや、

常に歩き、常に働くは

、養生なるべし』

それに、常に歩き、常に働くことは健康にいい。


そこで、働くについて調べてみました。

古語辞典によると、
働くとは

「ばたばたと動く」の

意味で使われていました。

仕事をするという意味が生じたのは中世以降とのことです。

また、働くとは

「傍(はた)を楽にさせる」

「傍(かたわ)らにいる人を楽しくさせる」

という意味もあるという。

働くとは、自分や家族だけでなく、傍らにいる人とも支え合って、

楽しい暮らしを共有していくこと、


それが本来の意味のようです。

そう考えると、自分だけの都合のよい仕事はできないし、

弱い人に仕事を押し付けたりして、

過労死させるまで

精神的に追い詰める


こともなくなると思います。


皆様の職場も


楽しく働ける環境で


ありますように。


古代からの教えです。


合掌

コメント
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