生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

祈り

2016-11-26 13:06:27 | 日々の暮らし
「まず自分の目から

丸太を取り除きなさい」

(聖書マタイ7.5/ルカ6.42)

他人についてはすぐに欠点を発見しますが、自分については、なかなか悪い所を見ることができないという意味。

救われるためにどうしたらよいでしょうと尋ねる人があったら、私の答えは

「神さまを愛することです。
そして、何よりもまず祈ること」。

一つは、今日まで私を護(まも)ってくださったことへの感謝の気持ち。

もう一つはお願い。

「祈ることを教えてください」

(マザー・テレサ)


夕方から夜勤です。

全国の夜勤者様も

頑張ってください。


合掌
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蒙古襲来

2016-11-26 03:33:35 | 日々の暮らし
(10年前に書いたミニ小説)

テレビや映画で知る蒙古襲来。
しかし、あまり事実を知らされてないことがあるので許される範囲で紹介したい。

そして、忘れてはいけない英雄がいたことを

その名は    
  『 津島 小太郎』

私は、旅の雑誌のフリーター記者。


あまり風采のあがらない 少し抜けている ライター。


今回の取材依頼は

編集長がよく外国人記者達に聞かれることで


日本はなぜ ジンギスカンの蒙古軍を破った記念日をやらないのか?

という質問からだった


私もよく聞くが なぜかは答えられない




二度の
神風で勝ったためか



秀吉の朝鮮征伐のためか


神風特攻隊の 軍国主義復活を恐れたからか


ヨーロッパでは700年以上前のことを感謝祭として祝っているのです。

あの悲惨な 蒙古軍 手も足もでない 世界制覇主義者 血も涙もない侵略


次の戦争でヨーロッパ全土は蒙古の国になってしまう


その歴史を救ってくれた国が現われた!

今のヨーロッパを守ってくれた国を忘れないと。

東の小さな国が

蒙古を全滅させてくれたと
外国が評価しているのに。

もっと知りたいとの

けちな編集長の依頼があったからだった。

私は博多に旅立った。



蒙古襲来の書物がのこっているからだ。

九州一の都会博多


驚くほど 熱い人情味ある県民性に驚いた。

繁華街は東京の新宿をおもわせる数の飲食街。
そのうちの 小料理屋にはいった。

魚料理、焼き鳥が格別うまかった。

そこに ハーフを思わせる目鼻だちがリンとした美人の女性がいた。

最近まで東京で夜の仕事していたが 訳あって博多で働いていた。

彼女の名は朝ちゃん。

長崎の鷹島町の出身。
そこにも取材に行くところなので驚いた。

夏まつりに帰るとのこと三日後に会うことになった。

私は博多の太宰府天満宮にいき

国宝の絵巻を見せてもらった。

博多どころか九州全土を数日で占領される

すさまじい兵力と火器だった。

女、子供はすべて食肉にされていた。

何十万人の軍隊の食料のためにすさまじい光景が描かれていた。

舟べりに裸で釘打ち、干し肉にされている

女性子供の死体は公表できないとのこと。


ヨーロッパでも同じだったようだ。

衝撃すぎてやはり公表できないとわかった。

最初に攻められた所が
津島列島だった。


そこはあっというまに全滅した。

 一人の少年が小舟を
漕ぎ

博多に急を知らせたのでした。

彼は最後の激戦地鷹島で

親の仇を討つことになるが

彼も深手を負い

故郷をみながら 

自刀した。

そこに 彼の碑が建っている。

津島小太郎 の最後の地

二度の蒙古と戦った
英雄。


その鷹島の夜祭りの

盆踊りの輪の中に

朝ちゃんを

見つけた。

彼女もずっと


見つめてくれた。


どきどきした。


屋台のイカ焼きと

生ビール

飲んでたら


彼女がいつのまにか

後ろにいた


僕のイカをとりあげ


食べはじめた。

驚く僕をニッコリ見つめながら

生ビールも取り上げ

のみはじめたのだった。

待ちくたびれちやった!

と浴衣姿の腕を

組んできた。


またどきどきした。

花火がはじまった。


仲良く手を握りながら


夜空を眺めた。


津島小太郎さんが

逢わせてくれたのか。

その島は遣唐船が

出航した

美しい島だった。            

空海もこの島から

海を渡ったのです。


古代ロマンを

感じる


悲しい島


美しい島に



合掌      

毎日こんなミニ小説を
書いていました。

時々、紹介させて頂きます。
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