昨日の話です。
早朝隣の住人が
やって来ました。
「起きて下さい。
お願いがあります」
「あなたですか、
何ですか?」
「娘が今日見えるんです。」
「あ、そうですか。
綺麗な娘さんがくるんだ」
「娘に伝えて欲しいことがあるんですが」
「いやです。
自分で伝えてください。」
「娘は鈍感なんです。
私の声が聞こえないんです」
「だから、いやです。
私も聞こえません。
寝かせてください」
すると勝手に言い出しました。
「娘にありがとう!
父さんを頼みます。
あんたは不幸ばかりの
女と思っているかも
知れないけど、
運はこれから来るものだからね。
あんたは大器晩成
だから大丈夫だよ。
そばで見守っているよ。
…。」
私は無視して寝ました。
幻聴は認知症の症状。
やだやだ。
朝受け付けに、彼女が
やって来た。
相談員が対応している。
「大変母がお世話に
なりました。
昨日葬式が無事
終わりました」
とその顔は疲れはて、
泣きはらした顔でした。
帰りのタクシーを呼んでソファーに座っています。
私はパソコンを打っていました。
隣の住人が、
また来ました。
「お願いしたでしょ!
あの娘が帰って
しまうじゃないの!」
そんなこと言ったて、
ブツブツ。
私は背中を押される
ように
彼女の所に行きました。
彼女は立ち上がり
「父が私が書いた書を
飾って、母の見てた
書を眺めています。
また、生前の母の言葉
を綴ってくれたメモと
一緒に…」
そうですか。
そわそわ。
尻をつねられて
「あの、変なこと、
突然言うようなんですが。
今朝もお母さんが
伝えて欲しいと
言ってたメモがあるの
ですが…。
お伝えしていいのやら。
そんな事したら、
怪しい人間と思われて
しまうから
やめときます」
「何を言ってるのですか?」
「聞かせて下さい!」
「タクシーが来てしまうでしょ!」
「何言われても
平気ですから!」
「分かりました」
とメモを渡しました。
彼女涙流しながら、
「そんな事、言ってたんだ。
安心しました。
ここで亡くなって
良かったです。
ありがとうございました」
とタクシーに乗り込みました。
隣の住人は、
お礼も言わず
戻ってしまった。
まったく!
私はパソコンを
パチパチとのんびり
打っていました。
爽やかな風を
感じながら。
合掌
早朝隣の住人が
やって来ました。
「起きて下さい。
お願いがあります」
「あなたですか、
何ですか?」
「娘が今日見えるんです。」
「あ、そうですか。
綺麗な娘さんがくるんだ」
「娘に伝えて欲しいことがあるんですが」
「いやです。
自分で伝えてください。」
「娘は鈍感なんです。
私の声が聞こえないんです」
「だから、いやです。
私も聞こえません。
寝かせてください」
すると勝手に言い出しました。
「娘にありがとう!
父さんを頼みます。
あんたは不幸ばかりの
女と思っているかも
知れないけど、
運はこれから来るものだからね。
あんたは大器晩成
だから大丈夫だよ。
そばで見守っているよ。
…。」
私は無視して寝ました。
幻聴は認知症の症状。
やだやだ。
朝受け付けに、彼女が
やって来た。
相談員が対応している。
「大変母がお世話に
なりました。
昨日葬式が無事
終わりました」
とその顔は疲れはて、
泣きはらした顔でした。
帰りのタクシーを呼んでソファーに座っています。
私はパソコンを打っていました。
隣の住人が、
また来ました。
「お願いしたでしょ!
あの娘が帰って
しまうじゃないの!」
そんなこと言ったて、
ブツブツ。
私は背中を押される
ように
彼女の所に行きました。
彼女は立ち上がり
「父が私が書いた書を
飾って、母の見てた
書を眺めています。
また、生前の母の言葉
を綴ってくれたメモと
一緒に…」
そうですか。
そわそわ。
尻をつねられて
「あの、変なこと、
突然言うようなんですが。
今朝もお母さんが
伝えて欲しいと
言ってたメモがあるの
ですが…。
お伝えしていいのやら。
そんな事したら、
怪しい人間と思われて
しまうから
やめときます」
「何を言ってるのですか?」
「聞かせて下さい!」
「タクシーが来てしまうでしょ!」
「何言われても
平気ですから!」
「分かりました」
とメモを渡しました。
彼女涙流しながら、
「そんな事、言ってたんだ。
安心しました。
ここで亡くなって
良かったです。
ありがとうございました」
とタクシーに乗り込みました。
隣の住人は、
お礼も言わず
戻ってしまった。
まったく!
私はパソコンを
パチパチとのんびり
打っていました。
爽やかな風を
感じながら。
合掌