「ふと あなたを 思い出す
もうひとときも 離れられないと
思った頃もあったのに
いまでは遠い花火に なってしまった
この秋扇(あきおうぎ)のように」
古代ではうちわは夏の間は重宝がられ、大事に使われていたのに、秋がくれば不用の物になってしまう。
「秋扇」とは秋になっていらなくなった扇のこと。
そこから秋扇には恋人の思いがさめてしまったことをいうようになったといいます。
誰もが持つそんな思い出に 感謝
「ふと あなたを 思い出す
もうひとときも 離れられないと
思った頃もあったのに
いまでは遠い花火に なってしまった
この秋扇(あきおうぎ)のように」
古代ではうちわは夏の間は重宝がられ、大事に使われていたのに、秋がくれば不用の物になってしまう。
「秋扇」とは秋になっていらなくなった扇のこと。
そこから秋扇には恋人の思いがさめてしまったことをいうようになったといいます。
誰もが持つそんな思い出に 感謝
女性の生涯を古典で探してみた。
平安時代の作品に 「夜の寝覚(ねざめ)」があります。
その女主人公に、当時の女性の思いが伝わってくるのです。
大変美しく、賢い女性で太政大臣の二女。 13才夢の中で天人が現れ、琵琶の秘曲を伝授すると、彼女はすぐに 弾けるようになったという。 16才の秋に、相手を知らぬままに契った男が、姉の婚約者であった。
悩み苦しむが、しかも 妊娠してしまい女の子を生む。
父の勧めに応じ、その男の伯父の左大臣と結婚するが、まもなく死別してしまう。
先の男からも求愛され、帝(みかど)からも求愛され、さらに、自分の生き霊が人を苦しめていると風評されて、出家を志すが認められず、苦悩のまま生涯を閉じる。
それを知るとまだまだましな人生だと勇気がでますように 祈願