中国の詩に 「耳聞(にもん)は似(し)かず 心聞(しんもん)の好(よ)きに」 があります。 「耳で聞く」とは、 相手のしゃべっている言葉の表面的な意味だけを理解をするということです。 これを耳聞(にもん)といいます。 「心で聞く」とは相手の言葉の裏に隠れている相手の気持ちを理解するという意味です。 これを心聞(しんもん)といいます。 耳聞では人間関係は深まってはいかない。 人は本心を必ずしも言葉にしない。 大丈夫、心配しないで。 といいながら本心は助けて! の叫びがあるとか。 あなたなんて大嫌い! といいながら、内心ではあなたのことが好きで好きでたまらない。 というように、言葉の裏に隠れた、本心を心聞によって理解し合うことが大切です。 それでこそ人間関係が深まるということを述べています。 日本では、心眼(しんがん)という言葉があります。 「心聞と心眼」 で相手の言葉の裏の叫びに気づきましょう。 私はしばしば、僕のこと好きでしょう! と裏を読みすぎて失敗していますが。 面目ない 謝罪