ラジオを聴いて感じた事。
今年はどんな年でしたか?
司会者の問いかけに、
届いた便りをアナウンサーが紹介していました。
その中に「幸せな話を聴くと気が沈んでしまう」。
「しかし、一人住まいの寂しさや、おなじ障害者の話とか子供を亡くしたとかの悲しい便りを聴くとホッとします」という便りに同調する人が多かった。
「一人住まいで3日間
人と話さないと口がくっついてしまいそうです」との便りにも、同じですとの声が多かった。
一年振り返って、楽しかったと思える人は幸せに感謝しましょう。
大半の人は辛い思いがあるようですから。
だから、人の悲しみの話に勇気を貰うのかも知れません。
同じだ!
まだましだ!
と感じるのかも知れませんね。
『花は美しい満開の時だけを見ればいいというものではあるまい。
月も澄みきった満月だけを見ればいいというものではあるまい。
家の中に閉じこもって
、春がどんな風に移り変わっていくのか知らないでいるのも、それぞれ趣の深いものだ。
もう間もなく咲きそう
な梢や花が散って寂し
くなっている庭なども
見るべきところが多い』
(徒然草)
「盛り」よりも、初めと終りだって予感と余韻があって面白いと述べています。
これを、人生に置き換えてみれば、「楽しい時」ばかりではない。
苦しい時や、悲しい時や別れもあるのが人生なんだ。
それを、たくさん体験したから趣のある人生を送ったと感じるものだ。
苦もありゃ、楽もあるから人生は面白いとそう言い切りましょう。
これからも、心が折れそうな時、支えになる言葉を見つけていけたらと思います。
ある歌の歌詞に
『笑うより
泣く方が多いほど、
喜びを伝えられる』
の詞に心打たれました。
気づきに
感謝