瀬は川の流れが浅く急流な所。
一年を川に見たてると、暮れも押し迫ったこの頃を瀬にあたるということでしょう。
12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日。
その前日に俳人 宝井其角と赤穂浪士 大高源吾が交わした歌、
「年の瀬や
川の流れと
人の身は(宝井)
あした待たるる
その宝船(大高)」
明日討ち入りの喜びを暗示させた。
宝井は討ち入り後にその意味に気づき涙したという。
皆様も年の瀬に人生の川の瀬を乗り越えると、明日には宝船が待っていますよ。
夢が叶いますように。 祈願