今年を早々と振り返るといろんな事がありました。 皆様のコメントからも隣の家の火事で貰い火で全焼して急きょ住む家探しをしているとか。 私の身内も火事で半焼しましたが大勢の人に助けられ何とか年が越せそうです。 また、突然ご主人を亡くされた方もいます。 本当に1年艱難辛苦(かんなんしんく)悩み事が尽きませんでした。 しかし、皆さん幸せはその苦しんだ分だけ来ると言われています。 今を耐えて明日に希望を持ちましょう。 松尾芭蕉の俳諧理念に 不易流行(ふえきりゅう こう)があります。 『世の中には永遠に変わらないものと、時とともに変化するものの二つが一体となって、 初めて芸術が完成する』これを不易流行といいます。 人生も世の中も変化と 不変から成り立っています。 手相も生まれた時の手相と変化の手相とがある。 不変の富士山と時と共に変わっていく周辺の風景がある。 人生を生きる自分は不変であるが、艱難辛苦(かんなんしんく・多くの困難や苦労)を克服していくことによって人は変わっていく。 何事もない幸せと失恋、不合格、失敗、事故、病気、怪我、火事、 破綻、失望等々の不幸 とが表裏一体となっている人生。 その悟りを理解し、今日を生きることができれば、明日が見えてくるもの。 あなたの導きの神様に 感謝して時を生きれば 人生も不易流行によって完成され立派な人生作品となるのです。 私はそう感じています。 皆様の前途に幸ありますように。 祈願
昨日行った書道のお手本の一つに風花(かざはな)があります。 冬の季語で、ちらちらと風に運ばれてきた雪片を花びらに見立てたのが風花です。 風花が舞うと、山は雪なのかな。 風に漂って、一瞬の輝きを残して散っていく。 幻の花のように。 人々は雪と呼ばずに花と詠んだのはそこに命の輝きを見ていたのでしょう。 素敵な言葉に 感謝