生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

ありのすさび

2019-12-15 19:32:50 | 日々の暮らし

今年も沢山のお年寄りを見送りました。

生前の姿が思い出されて心が締め付けられる思いになります。

そんな気持ちを古代の人は「ありのすさび」と述べていました。

「あるときはありのすさびに憎くかりきなくてぞ人は恋しかりける」

(源氏物語・桐壷)


近くにいる時には憎く思うこともあったが、
いなくなった後になってみて、懐かしさがつのってくる。
古代の人の感情と現代も同じなんだなあと思いました。

東京オリンピックを楽しみにしていた自我の強かった105才のおばあさん。
亭主関白で頑固なおじいさん、最後に体を大学病院に献体してくれと言い残して逝ったおじいさん。
僕の事を忘れるもんか
といってくれましたね。
ありのすさみ、みんな懐かしく思い出しました。
ご冥福をお祈り致します。

       合掌

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心を洗う

2019-12-15 04:28:09 | 日々の暮らし
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禅の言葉に「洗心(せんしん)」があります
いろいろあった一年。
何事も動じない心を作るために、体や衣服を洗うように心を洗いましょう。
その方法は、ゆっくりと呼吸しながら心を無の状態にして「何も考えない」。
この状態を「調息(ちょうそく)」といいます。
イライラや欲求不満、腹立たしさが洗い流されていくといいます。
一年を振り返ると一喜一憂していたことを思い出しませんか。
なんとか過ぎていきましたが心に傷跡が残っている方もいるでしょう。
しかし、それも洗い流されて強いかさぶたになり竹の節となるのです。
私はこの時期になると感じてならないのです。
導かれていることを。
すべての出会った人々や
出来事、言葉の数々すべてに意味があるのだと。
成長や修行に必要なことばかりと。
ありがたく感謝しています。








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心を洗う

2019-12-15 04:23:07 | 日々の暮らし

禅の言葉に「洗心(せんしん)」があります
いろいろあった一年。
何事も動じない心を作るために、体や衣服を洗うように心を洗いましょう。
その方法は、ゆっくりと呼吸しながら心を無の状態にして「何も考えない」。
この状態を「調息(ちょうそく)」といいます。
イライラや欲求不満、腹立たしさが洗い流されていくといいます。
一年を振り返ると一喜一憂していたことを思い出しませんか。
なんとか過ぎていきましたが心に傷跡が残っている方もいるでしょう。
しかし、それも洗い流されて強いかさぶたになり竹の節となるのです。
私はこの時期になると感じてならないのです。
導かれていることを。
すべての出会った人々や
出来事、言葉の数々すべてに意味があるのだと。
成長や修行に必要なことばかりと。
ありがたく感謝しています。

 

 

 

 

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