二度目のコロナワクチンうちました。これで安心して老人施設での介護もボランティアもできます。さて、読者投稿から心打たれた言葉を紹介したいと思います。
「いつまでも 仲良くナ
いつまでも 幸せにナ
いつまでも 優しくナ
いつまでも 思いやってナ
いつまでも がんばってナ」
(兄が妹にあてた結婚式の寄せ書き、その後病死されたという。)
素晴らしい言葉に感謝。
蛍は遠い故郷を思い出させてくれます。ある古典の中から素敵な言葉を思い出しました。
《恋の蛍》です。
「あまひこよ
雲のまがきに
ことづてん
恋のほたるは
燃えてはてぬべし」
(平祐挙・たいらのすけたか)
「恋にこがれて
鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が
身をこがす」
鳴かない蛍は光ることで想いを表し、まるで身を焦がしているようだ。
なんと素敵でロマンチックな言葉でしょう。
私なら
「燃え尽きて
夜空をこがす
遠(とお)花火
鳴かぬ蛍も
身をこがす」
遠くに見える花火は音は聞こえないが夜空を焦がしている。暗闇を音もなく1匹の小さな蛍がほんのり照らす姿は秘めた思いで身を焦がし、みんなの願いを叶える光明蛍のようだ。
『ユダヤの格言』に生物のなかで人間だけが笑う。人間のなかでも、賢い者ほどよく笑う。神の前で泣き、人の前で笑え。自分を笑える者は、他人に笑われないという言葉があります。
たしかに表情は最悪の密告者です。笑顔を大切にしましょう。