ある童話の物語をまた思い出しました。
鹿児島の屋久島へ少年8人が、シカ狩り名人吉助おじさんと、冬の山へ、シカ撃ちに行きました。
目当ては鉄砲で片耳をもがれたシカの大将。ところが急に嵐になり、ずぶ濡れになった一行は洞穴にもぐり込みます。そこには、仲間を連れて嵐を逃れた大鹿達がいました。
寒くてたまらない少年達はシカの群れの中にもぐって冷えきった体を温めたため、命が助かりました。
気がつくとシカの群れは大鹿について出ていきました。
大鹿を殺しに来たのに逆に助けられたのでした。人間の心のみにくさや命の大切さ、助け合って生きていくことを教えてくれました。そんな物語です。ユーミンがこの物語に感動した記憶があります。忘れられない物語に出会った事に感謝。