「冬がきたら
冬のことだけを思おう
冬を遠ざけようと したりしないで
むしろすすんで 冬のたましいにふれ
冬のいのちにふれよう
冬がきたら 冬だけが持つ 深さと
きびしさと 静けさを知ろう
冬はわたしの壺である
孤独なわたしに与えられた 魂の壺である」
(坂村真民・四国在住90歳の詩人)
人生の冬。 高齢期に入ったら、過ぎ去った季節のことをなつかしむのではなく、暖房を入れて冬の 寒さをまぎらわそうと したりしないで、むしろ進んで「冬のたましい、冬のいのち」に 触れようとすることが 大切なのだ。
その時、冬は冬だけが 持つ宝、高齢期に入っ てのみ味わえる「深さと、厳しさと、静けさ」を味合わせてくれる 魂の壺になると述べています。
人間は、青年時代は「肉体」で世界を捉え、
壮年時代は「心と知」で世界を捉え、
老年時代は「魂」で世界をつかまえるという。
ラクビーのワールドカップは肉体と肉体との壮烈なぶつかり合いで感動を与えてくれました。
私は魂を鍛えて世界に感動を与え沢山のご恩返しをする魂の壺になろうと思います。 祈願