古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
やれるまでは小学生とサッカー
合唱は再開しました
アフリカの想い出

介護と年金

2016-10-05 10:13:51 | 老老介護
母の介護度「要支援1」は最低評価 
最近知り合いと話すことの多くは介護のこと 
その中で、私の母と同じような状況で「要介護1」がいた 
認定の差が地域によりさまざまだと知る 

要支援は地域財政に頼っているからこれも地域次第 
尤も、要介護1・2も今後見放される運命らしい 
国家財政が厳しい折、この辺は切捨て 
いかにも自民党らしい采配である 

実際に介護をする主体となって思うこと 
支援の手を極力借りないで 
何とかしようとする努力が大切 
トランプとは対極の境地 

年金生活者は大変だな~ 
私も似たようなものか・・・ 
1億総活躍社会とは、やはり 
2割を切捨てる政策なんだな~ 
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読み聞かせ

2016-09-08 22:22:08 | 老老介護
父や母が読んでいた古い本を読み始めている 
ところが、母の介護で、まとまった時間が取れない 
日中は連続30分すら私を自由にしてくれることはない 
一人で寝ているのは寂しがり、頻繁に私を呼ぶ 
読書をしていても、集中できなくて困っていた 
そこで、読んでいた本を母の部屋で声を出して読んでみた 
中野孝次先生の「清貧の思想」、一種の哲学書だ 
最初は嫌がったが、西行や良寛、芭蕉が出てくると静かに聞くようになった 
声を出して読むと集中できて、私の理解も進む 
この方法で、まず母の部屋にある本を読みつくそうと思っている 
これが成功すれば一石二鳥 
今日は合計2時間ほど読み聞かせた 
次は何を読もうかな・・・
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お礼は丁寧に

2016-09-07 12:35:33 | 老老介護
夜中の便所介護の後 
ベッドに連れていくと母が 
「ありがとうネ、申し訳ナシ」 

私のことを誰だと思っているのだろう 
施設にでも入って 
担当スタッフに軽くお礼のつもり?? 
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すわ、入院?!

2016-08-29 09:40:09 | 老老介護
昨夜10時ごろの事 
夜の薬を飲ませ、母をベッドに寝かせようと両膝を持ち上げてから真直ぐに伸ばすと 
突然、「痛い痛い・・・」の連発 
骨粗しょう症で、骨密度52%の母 
マッサージしても痛みが引かない 
病院に連れていくように訴える 
足を動かすだけで痛がる 
そんな訳で、救急車のお世話に 

救急の厳ついお兄様方3名が母の部屋に入り 
まず本人確認、状況確認、身体検査・・・ 
左足の強いむくみを発見 
いつもと違う、すわ骨折か 
乗り込んで再び確認 
日付は分からないけれど、名前・生年月日・救急車の中をはっきり伝える 
ピーポーの音がして、10分もしないうちに病院の中 

ところが、付き添いで救急車に乗った私が再び呼ばれて母のもとに行くと 
どこが痛いかわからない母が足を曲げると「痛い痛い・・・」 
遂に、古傷の左膝が痛いという始末 
医師はX線写真さえ撮れない 
1時間も経つと痛みさえ訴えなくなった 
結局何の手当もせず帰宅することになった 
よほど疲れたのだろう、朝帰りの母は今もベッドで夢の中 
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半年ぶり

2016-08-17 00:26:36 | 老老介護
母が風呂に入りたいと言ったのは3月以来 
三助姿で母の背中を流しました 
湯船に浸かりたかったようですが 
熱過ぎて今日は断念 
次の時は温度を下げよう 
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送り火

2016-08-17 00:18:20 | 老老介護
お盆も終わり、今日から送り火 
ご先祖様たち、名残惜し気に列をなし 
ゆっくりゆっくり、黄泉の国へ
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どちらがよいのか

2016-08-08 12:57:26 | 老老介護
デイサービスから帰って来た母は、いつも疲れ切った様子だ 
家では我儘な母が、施設では良い子になっているようだ 
私から施設に対して、二度は横にして休ませてくれと頼んであるのだが 
「やすみますか?」と声を掛けられても、「大丈夫です」と応えているようだ 

デイサービスの夜は、疲れのせいかよく寝る 
だから私もよく休める 
昨夜母が寝てからは、朝5時までに4回しか起きなかった 
その母は、今3回目の午睡中だ 
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うらやましい

2016-08-05 11:11:36 | 老老介護
『忙しい』 
『やることが多すぎる』 
『時間が足りない』 
全てが私にはうらやましい 

『介護』と言っても私の役割は母の足 
「トイレに行きたい」 
「起きたい」 
「横になりたい」 
母の要求に従って母の腕を取り歩く 

「あれが欲しい」 
「これがしたい」 
歩く以外の要求も多少ある 
対応時間はどれも短いのだが 
時間がぶつ切りになり纏まった時間が持てない 
夜中でも要求は続く 

空いた時間を有効に使うコツを掴めば 
最高の時間が持てるだろうに 

今も母が手を叩いて私を呼んでいる 
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トイレ日記

2016-07-18 11:02:15 | 老老介護
3月から母の排泄記録をつけています 
初めは多すぎるトイレタイムの実態把握のためでした 
しかし、これが母の健康管理にも役立ちます 
特に排便の管理をしておかないと腹痛に泣かされます 
腹痛のために何度病院に行ったことでしょうか 
最近、この記録が体調管理にも一役買っていると知りました 
しかも、体調の波が1週間ごとにほぼ同じことにも気づきました 
1次記録媒体はトイレに張られた大きなカレンダーです 
このカレンダーが月末には文字でいっぱいになります 
これを月初に電子データにまとめます 
記録好きの私の楽しみ 
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お宅、どちら様ですか

2016-07-18 10:17:11 | 老老介護
母、起床時の言葉です 
ドキッ とします 
認知症は進んでいるのでしょうか 

私と知って 
「嬉しいよう、よかったよう」 
その後、この話を妻にしたそうです 
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歩調

2016-07-11 14:55:58 | 老老介護
私に手を曳かれて歩く母は 
年寄りと思えないほどの歩幅で歩く 
心の中で驚いていた 

理由が解った 
母が私の歩調に合わせていたのだ 
さもダンスを踊るかのように 

「足を踏まないように」 
「遅れないように」 
だそうだ
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2016-07-11 14:49:49 | 老老介護
庭に来た蝉が 
ジイジ 
ジジー 
と鳴いて逃げてった 

蝉が私を冷やかしているのか 
それとも、声援を送ってくれるのか 
良い方に 
理解っておこう 
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認知

2016-07-10 14:35:52 | 老老介護
朝、4時頃になって 
ようやく私は息子と認知されました 
それまで誰だと思っていたのでしょうか 

介護のたびに丁寧に「ありがとうございました」 
「トイレが何処かわからないので連れて行っていただけますか」 
覚醒したとたん、母の言葉使いが変わりました 

どんな世界を彷徨っていたのでしょうか 
覚醒の瞬間 
「今わかった、」と言って私の名を呼びました 
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2016-07-09 11:58:55 | 老老介護
今日の雨は救いの雨 
涼しい 
明日は母のデイサービス 
先回帰宅時、バテバテだった 
「暑いから七月、八月は行きたくない」と言った 
この涼しさが明日まで続けば何とか通ってくれるだろう 
今日の母は調子が良い 
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歩く

2016-07-09 11:26:08 | 老老介護
母の手を曳いて歩く歩数 
計算すると一日に2、3千歩はある 
トイレ往復だけで60歩×30回=1800歩 
多い時はこの倍以上 
食堂兼居間往復は100歩×10回=1000歩 
これが家での母の活動のほぼすべて 

母が私の腕を握り 
私は母の両肘を支えて歩く 
その二の腕は手首ほどの太さもない  
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