トルコで大地震が起こり三日目。
高層ビル群がなぎ倒されている画像は悲惨と言うしか無い。
ビルの倒壊は1000棟にも及ぶという。
現時点では7000人を超す死者数となっている。
あのビルの一つ一つには少なくとも二桁の人間が存在していたはずだ。
助かる人が多いことを望むものの、まだ死者数は増える。
この死者数にはシリアの統計分も加わっている。
シリアは別の意味で大変な状況になっている。
シリア内戦で、反体制派が居る地域には国家援助が回らないことだ。
どのような状況であるのか、私の想像は及ばない。
困難な状況であることだけは確実だ。
マグニチュード8未満の地震でこの結果は日本として信じられない数字だ。
原因は建物の建造方法にある。
レンガのようなブロックを積上げ、モルタルを塗っただけの構造。
中国も全く同じ建築方法だった。
それでもごく一部を除いて中国に地震は少ない。
活断層が少ないからだ。
それに比べてトルコは有名な活断層が幾つも走っているようだ。
国民を守るために建築基準法を改めない限りこの悲劇は繰り返す。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます