共同富裕が習近平により提唱された。
社会主義国にとっては当然の方向性とも言える。
多くの中国人にとって、貧困からは脱したと言え余裕がない人は多い。
大多数がこの方針を支持するだろう。
しかし中国式市場経済で裕福になった人は心穏やかでないはずだ。
特に大金持ちになった人には心配の種が尽きない。
財産の海外移転は以前ほど好き放題には出来ないはずだ。
子弟を海外留学させることは、かつて海外逃亡のための必須手順だった。
海外留学組が以前より減っているとはいえ、また急増するに違いない。
あの習近平でさえ、海外に多額の財産を分散して保有しているという。
政治とは無縁の10億以上の貧困層と、2億を越したといわれる裕福層。
そして7千万といわれる共産党員との騙し合いと混乱の始まりかも知れない。
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