夏目漱石の名作である。
フランス人の若い女性が言った。
『草枕』は私の愛読書です。
ちょうど私が読んでいる時のこと。
フランス文学にも関心を示した漱石。
そんなことも関係しているのだろうか。
ようやく昨夜読み終えた。
密柑山が出てくるのは愛媛だろうか。
それとも静岡だろうか。
海と密柑山はどちらでも可能性がある。
そんなことも思いながら読む。
俳句なども沢山詠まれる。
画家が宿に泊まりながら画題を求める。
自然の描写もある。
妖艶な宿の女将の描写もある。
時代背景もある。
百年以上前の日本を知るには良い作品だ。
最後は戦地に赴く男を送る。
女将の従弟である。
女将の一言で画題が決まった。
さて、どんな絵になったのだろうか。
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