朝、起床前セミが鳴きました。
クマゼミです。
今年初めてで、例年より遅い。
先日、テレビでクマゼミが話題に。
棲息域の話です。
今では千葉県や茨城県まで達したと。
私が学生の頃はまだ箱根が関所。
関東ではクマゼミが鳴きませんでした。
ミンミン蝉が主流でした。
更に15年程前。
ここ大井川の東岸は少なかった。
極稀にシャーシャーと鳴きました。
ほとんどがミンミンでした。
クマゼミを捕まえると得意満面。
今でも北の山に入るとミンミンがいます。
しかし、平地ではほとんど聞きません。
ニイニイ蝉は季節が少し早い。
ところが最近は聞きません。
ヒグラシは山で聞きます。
平地で聞くのはまれ。
学生時代、神宮の森でヒグラシは多かった。
今はどうなのでしょうか。
秋口のツクツクボウシはいます。
しかしこの暑さで何時出てくるだろう。
自然条件が変化し動物の棲息域も変わる。
現れる時期も変わる。
熊が町中に現れるのも変化でしょう。
カモシカも生活域で見られます。
キツネはほとんど見られません。
タヌキも交通事故が少ない気がします。
鳥で言えばイソヒヨドリ。
かつては見なかった。
今は毎日近くで見ます。
こうした変化も、実は自然。
自然はダイナミックに変化しています。
それを感じる感性は大切です。
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