歯も抜けてしっかり爺さんになった同級生と話した。
見かけは爺さんでも気持ちは相変わらずだ。
彼を見ながら、歳のことを考えた。
人の身体は一部の細胞を除いてほとんどが入れ替わる。
だから何時までも若く居られるはずなのに何故歳をとるのだろう。
本当かどうか知らないが脳細胞は入れ替わらないと聞いた。
心臓はどうだろう。
骨だって入れ替わるのだからどの細胞も分子レベルで考えれば替るはず。
神経細胞も死んだり伸びたりしている。
脳細胞も神経細胞とそんなに異なっては居ないはず。
それならば意識が変わらなくとも見かけは変わる。
記憶はどう言う仕組みで残るのだろう。
記憶の仕組みが解れば記憶以外の全てを入れ替えて若くなれるはず。
白髪は黒髪に変わることもあるそうだ。
老化による白髪とストレスによる白髪は違う構成なのだろうか。
とはいえ、膝が痛いのは痛いままだ。
細胞が過去を記憶してしまうのだろうか。
そうだとしたら、動物の最小単位は細胞だろう。
分子レベルでは個々の差が出ない可能性がある。
個々に差があるのは最小単位が細胞だからなのだろう。
細胞内にはRNAが含まれる。
RNAは単なる遺伝子情報物質では無いのかも知れない。
人の身体はいったいどうなっているのだ。
やはり、神のみぞ知るの世界なのだろうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます