古稀を過ぎた主夫の独り言日記

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せかいほけんきこう WHO

2020-05-19 10:43:54 | 主夫のつぶやき
WHOが世界から注目を浴びている。 
勿論、新型コロナウイルスに対する対応だ。 
2003年、SARSの時に影響を受けた私だが、 
その波は日本海の手前で止まった。 
私はその当時ほぼ駐在のように毎月中国に行っていた。 
それが、暫く行けない日が続いたというだけだ。 
その時会社は私にたくさんのマスクを給付してくれた。 
しかし、ほとんどを使わずにSARS騒ぎは収まった。 
その被害を受けた国と言えば韓国・台湾・香港など隣接国だった。 
その国々はその時の反省を武器にして今回の対策を打ち、成功した。 
中国も初動は間違えたが、その後はそれなりの対応を見せた。 
ただ、政治的な判断は今回も失敗だった面があった。 
WHOは明らかに初動対応をSARS程度に考えていた節はある。 
それが、パンデミックと発表するに及んで態度が一変した。 
もともと中国寄りと揶揄されていたWHOだが、 
初動ミスはトランプの怒りを買った。 
しかし、その後はそれなりにWHOは活動していると評価する。 
だがそれをもってしても、今回の台湾問題は深刻だ。 
オブザーバーとして参加させてくれという台湾。 
中国は一つ、として譲らない中国。 
アメリカの発言が更に問題を複雑にする。 
しかし、地球人として考えてみれば今回の対応はたった一つ。
台湾をオブザーバーとして迎えることだ。 
これは人道問題である。 
台湾の人は新型ウイルスで死んでも良いという話はない。 
情報は全世界で共有すべきである。 
デドロス事務局長が汚名返上する大チャンスだ。 
習近平を説得し、人道上の問題だからとオブザーバー入りを表明すればよい。 
そうすれば、どの国も反対しない。 
今、アフリカなどの後進国は中国の発言に口を挟めない。 
そうした国に手を差し伸べる意味でもデドロスは意見を述べるべきだ。 
そして、新型コロナウイルスに見事対応した台湾の活動を紹介すべきだ。 
それらを共有し、各国・各地域の政策に生かすべきなのだ。 
これは人道上の問題である。 
独立して行政活動をしているすべての国と地域をWHOは巻き込むべきだ。


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