電話がありました。
叔父が『家の琵琶が生ったので持って行く。』
そう言っただけで電話は切れました。
車は乗らないことにしたと聞いていたのでどうして来るのだろう。
ちょっと心配しました。
妻が『あなたが取りに行けば良かったね。』と言いました。
確かに。
叔父は既に88歳です。
私は外に出て、ついでに玄関前の道路の掃除をしていました。
暫くするとオートバイの音。
ラフな格好で玄関前に止まったのは叔父でした。
『洗って食べてね。』
そう言って私に袋を渡すと、すぐさま帰って行きました。
オートバイの方が、危なくないか?
70年程前、甲子園の切符を夢見ていた叔父です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます