熊野権現は、
一番最初にここに降りたと伝えられる。
、
この急な石段を、
2月の「お灯祭り」に若人達が駆け下りる。
垂直に切り立った、
よじ登らなければ登れない様なこの階段を、
松明を掲げて龍の如く駆け下りるのである。
死者が出る事も珍しくない。
新宮の聖地・
ごとびき岩。
カエルに似ているとして付けられた名前。
イザナギ(男神)・
イザナミ(女神)?
ほと・
私はやはり女神のエネルギーを感じる。
これですものね。
今にも下界に崩れ落ちそうな巨石に、
要岩がまたもや支えている姿を観て、
誰が・これを造作したのか妄想は膨らむ。
「ごとびき岩」の上から望む新宮市街地。
こんな見晴らしの良い場所に、
神様は降りる。
「お灯祭り」では、
このエリアに隔離された多くの者がゲートが放たれたと同時に石段を駆け下り、
今も神性を護る。
その石段を、沢蟹が駆け下りて行きました。