とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

「君はヴェトナムで、何も見なかった」岸恵子 2

2007年01月11日 09時44分53秒 | 読書感想
『30年の物語』岸恵子より . . . 本文を読む
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「君はヴェトナムで、何も見なかった」岸恵子 1

2007年01月11日 09時44分08秒 | 読書感想
『30年の物語』岸恵子著より。日本を離れたために、昔の日本人の感覚が温存され、映画人独特の鋭い目も併せ持ち、それをさらにフランスとの摩擦で、さらにセンスアップさせたような岸さんの感覚には、ただ呆然と魅了されるばかりです。『巴里の空はあかね雲』(読了)『ベラルシーの林檎』(読了)『砂の界(くに)へ』(未読)といった状態ですが、『30年の物語』の素晴らしさには圧倒され、一挙に読めず、少しづつ噛みしめて読んでいます。タイトルの短編には、圧倒されました。 . . . 本文を読む
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恋愛と(機械)技術 & 教組さま

2006年12月06日 09時54分44秒 | 読書感想
恋愛は、とても大切なことだと思っています。しかし、現実には、愛する相手に出会わなかったり、たとえ出会っても、実らなかったり、実践はむずかしいですね。 でも、大切だということは、忘れないようにしよう。またもや、ここで本田宗一郎さんに再登場ねがいました。 . . . 本文を読む
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人魚姫の失恋の仕方

2006年12月02日 06時31分42秒 | 読書感想
王子の愛を獲得できなかった人魚姫のとった行動は、どこかで似たような考え方を読んだことがある。そうだ、それはオーストラリアの名精神科医の翻訳書だ。 . . . 本文を読む
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2006年12月01日 10時21分51秒 | 読書感想
いよいよ12月にはいりましたね。なにもかも、ぶっとばしまして、また『人魚姫』の話をします。 「風」をモチーフにした他作家の作品は多いでしょうが、「人魚姫」が最後になる空気の精とは、「風」のことですよね。 . . . 本文を読む
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「大蛇の唄」再考

2006年11月18日 07時28分06秒 | 読書感想
 昨日は、初めて「大蛇の唄」を書き写してみました。 これは、学生運動が盛んな頃に彗星のごとく現れ、すぐに解散して個別活動に入っていったフォークソンググループ、によって歌われたものです。  フォーク・クルセイダーズは反体制の「抵抗の歌」にしても、非常に洗練された感覚で歌った京都発信のグループでした。 「大蛇の唄」は、一見ふざけていますが、じっとみつめていたら「恐い唄」に見えてきました。 北山 . . . 本文を読む
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『小さな王子さま』サン=テグジュペリ 山崎庸一郎氏訳

2006年11月17日 05時01分45秒 | 読書感想
まじめなレビューは、アマゾンのカスタマレビューをごらんください。 これは、ふざけた笑い話です。 ふざけたおわびに、『戦う操縦士』山崎庸一郎氏訳の裏表紙をつけました。 . . . 本文を読む
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『アメリカとアメリカ人』ジョン・スタインベック

2006年11月05日 09時48分55秒 | 読書感想
大前正臣氏 訳 サイマル出版会 . . . 本文を読む
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『ベケットと「いじめ」』別役実

2006年10月28日 10時23分23秒 | 読書感想
1987年7月初版   岩波書店    1961年2月に富士見中学校2年生の鹿川裕史君が死んだ。その数ヶ月前に級友達によって「葬式ごっこ」がおこなわれていた。 . . . 本文を読む
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『ザ・ストーカー』春日武彦

2006年10月21日 09時25分13秒 | 読書感想
H9年に出た本。1996年にストーカーという言葉はようやく社会現象としての認知を得た。「全マスコミ騒然」と銘うっている本を、あえて注目度が落ちてから読んでみた。 . . . 本文を読む
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Honda

2006年10月17日 16時15分19秒 | 読書感想
ついに調べてしまいまいました。本田技研の公式ホームページから、ホンダって何をしてきたのを?こうして列挙して眺めながら、あらためて、スゴイ!と感じている私です。その昔、小さな息子達をのっけて、白いホンダシビックを乗りまわしていた私ですから。 . . . 本文を読む
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「秘密を守る」本田宗一郎

2006年10月12日 06時15分12秒 | 読書感想
 昨晩は111時ごろに寝たというのに、また、ぽっかりと夜中の3時半に目が覚めてしまった。 しかたがないので、そのまま読書にはいり、『やりたいことをやれ』本田宗一郎を読了した。 書いてあること全てに共感し感動した。いろいろ考えさせられた。 読了したときに、ふと目をあげると、ベランダの外で朝日が昇ってきているところだった。 東の空に浮かんだ雲が、緋色に染まって輝いている。朝焼けの空だ。すばらしい . . . 本文を読む
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「大衆は批評家である」本田宗一郎

2006年10月08日 07時51分45秒 | 読書感想
         なるほどと、思った。      『やりたいことをやれ』本田宗一郎から。      《  「大衆は批評家である」 市場調査は、ある意味で有効だと思う。たとえば、既成の製品の評判を探ろうという場合である。だからといってそれを基礎に改良品を出して売れるかと言えば、それは判らない。ましてや独創的な新製品をつくるヒントを得ようとしたら、市場調査の効力はゼロとなる。大衆の知恵は、決して創 . . . 本文を読む
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自由:権利と義務(本田宗一郎)

2006年10月07日 06時48分54秒 | 読書感想
 活発な意見を積み重ねていくためには、まず「自由」とは何かをじっくりと考えていく必要があるのだろう。 それが、きっと、民主主義の扉なのだろう。 本田宗一郎の『やりたいことをやれ』をめくっていたら、次のような文章があった。このタイトルの「若さ」は「わたし自身」とも替えられると思っている。「自由」とは何かを、私自身がまだよく分かっていないからだ。体験が少ないとも言える。      《「若さと良識」 . . . 本文を読む
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オシャレな生き方

2006年10月03日 08時22分03秒 | 読書感想
 森毅さんの『「頭ひとつ」でうまくいく』をひさしぶりに手にとった。 ”「オリジナルな生き方をした人に」にふれる効用”という章の前に”積極的「二番手人生」でうまくいく”というのがあったので再読してみた。 p25《さあ、困った。ぼくはなんでも、一番というのが苦手なのだ》 ★さあ、困った。頑張れば、なんでも一番になれる人の人生観を読むはめになってしまった。 P25《トップにあって、風にむかって立つ . . . 本文を読む
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