『30年の物語』岸恵子より . . . 本文を読む
『30年の物語』岸恵子著より。日本を離れたために、昔の日本人の感覚が温存され、映画人独特の鋭い目も併せ持ち、それをさらにフランスとの摩擦で、さらにセンスアップさせたような岸さんの感覚には、ただ呆然と魅了されるばかりです。『巴里の空はあかね雲』(読了)『ベラルシーの林檎』(読了)『砂の界(くに)へ』(未読)といった状態ですが、『30年の物語』の素晴らしさには圧倒され、一挙に読めず、少しづつ噛みしめて読んでいます。タイトルの短編には、圧倒されました。 . . . 本文を読む
恋愛は、とても大切なことだと思っています。しかし、現実には、愛する相手に出会わなかったり、たとえ出会っても、実らなかったり、実践はむずかしいですね。
でも、大切だということは、忘れないようにしよう。またもや、ここで本田宗一郎さんに再登場ねがいました。 . . . 本文を読む
いよいよ12月にはいりましたね。なにもかも、ぶっとばしまして、また『人魚姫』の話をします。
「風」をモチーフにした他作家の作品は多いでしょうが、「人魚姫」が最後になる空気の精とは、「風」のことですよね。 . . . 本文を読む
昨日は、初めて「大蛇の唄」を書き写してみました。
これは、学生運動が盛んな頃に彗星のごとく現れ、すぐに解散して個別活動に入っていったフォークソンググループ、によって歌われたものです。
フォーク・クルセイダーズは反体制の「抵抗の歌」にしても、非常に洗練された感覚で歌った京都発信のグループでした。
「大蛇の唄」は、一見ふざけていますが、じっとみつめていたら「恐い唄」に見えてきました。
北山 . . . 本文を読む
ついに調べてしまいまいました。本田技研の公式ホームページから、ホンダって何をしてきたのを?こうして列挙して眺めながら、あらためて、スゴイ!と感じている私です。その昔、小さな息子達をのっけて、白いホンダシビックを乗りまわしていた私ですから。 . . . 本文を読む
昨晩は111時ごろに寝たというのに、また、ぽっかりと夜中の3時半に目が覚めてしまった。
しかたがないので、そのまま読書にはいり、『やりたいことをやれ』本田宗一郎を読了した。
書いてあること全てに共感し感動した。いろいろ考えさせられた。
読了したときに、ふと目をあげると、ベランダの外で朝日が昇ってきているところだった。
東の空に浮かんだ雲が、緋色に染まって輝いている。朝焼けの空だ。すばらしい . . . 本文を読む
なるほどと、思った。
『やりたいことをやれ』本田宗一郎から。
《 「大衆は批評家である」
市場調査は、ある意味で有効だと思う。たとえば、既成の製品の評判を探ろうという場合である。だからといってそれを基礎に改良品を出して売れるかと言えば、それは判らない。ましてや独創的な新製品をつくるヒントを得ようとしたら、市場調査の効力はゼロとなる。大衆の知恵は、決して創 . . . 本文を読む
活発な意見を積み重ねていくためには、まず「自由」とは何かをじっくりと考えていく必要があるのだろう。
それが、きっと、民主主義の扉なのだろう。
本田宗一郎の『やりたいことをやれ』をめくっていたら、次のような文章があった。このタイトルの「若さ」は「わたし自身」とも替えられると思っている。「自由」とは何かを、私自身がまだよく分かっていないからだ。体験が少ないとも言える。
《「若さと良識」 . . . 本文を読む
森毅さんの『「頭ひとつ」でうまくいく』をひさしぶりに手にとった。
”「オリジナルな生き方をした人に」にふれる効用”という章の前に”積極的「二番手人生」でうまくいく”というのがあったので再読してみた。
p25《さあ、困った。ぼくはなんでも、一番というのが苦手なのだ》
★さあ、困った。頑張れば、なんでも一番になれる人の人生観を読むはめになってしまった。
P25《トップにあって、風にむかって立つ . . . 本文を読む