ガーナへ向かう機中(計19時間。ドバイまで11時間、ガーナまで8時間)は、ずっと執行草舟を読んでいた。
それで思った。
彼が言っているのは:
Live happily ではなくDie happily
幸せに生きようとするな、幸せに死ね
ってこと。これは私の言葉ですが。
現世で幸せになろうとするな。
幸せな死に方をしろ。
死ぬまで努力と精進をし続けて、死ぬ瞬間に、何を遺すか。何を後世に伝えるか。
人生ってのは、宇宙的視点から見たら、精神のバトンタッチ。魂のバトンタッチというべきか。
火打ち石みたいな短い人生で、自分の幸せばっかり考えている、チンケな人間=横野郎になるなよ。
文化文明の発展に寄与せよ。死ぬその瞬間まで。
これが執行草舟の死生観。
だから彼は、Live happily を徹底的に唾棄し軽蔑し放下し、Die happily を希求する。
____________
これは、私の死生観と全く同じ。私よりうまく言語化している部分もある。でも私より解像度が高い。私より100倍くらい本を読んでいる人だから、、、
例えば、こういう死生観は、2000年以上前にすでに荘子とかが言っていた。
(生を殺す者は死せず、生を生かす者は生きず)
執行草舟を理解する人とだけ会話して生きて行きたい。
そう言えるほど、今は私は執行草舟にハマっています。