川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

日本人は濡れ手の粟で傲慢になってきた

2024年10月22日 | 歴史
執行草舟さんの、一番読みやすいエッセイ。人生相談。

曰く、第一次世界大戦で、日本人は傍観者として特需で稼いだ。
ために傲慢になった。

へぇ。これは知らなかった。

ーーーーーー

第一次世界大戦は大正3〜7年。

昭和の朝鮮戦争特需でも、日本はほぼ「濡れてに粟」で高度経済成長の礎を築いた。

平成のバブル経済。土地転がしに狂奔して、転んだ。

こう振り返ると、大正のWW I、昭和の朝鮮戦争、平成のバブル、、、

いずれの時代でも、特需的な、傍観者的な、濡れ手に粟的なイベントがあって、日本人が謙虚さを失った。

ーーーーーー

って考えると、明治の、西南戦争、日清戦争、日露戦争でも、そういうところがある。

明治38年の、日露戦争ポーツマス条約に反対した国民が日比谷焼き討ち事件を起こしたのも、その傲慢さ。

だから、以下のようにまとめることができる:

  • 明治:日露戦争(日比谷焼き打ち
  • 大正:WWI
  • 昭和:朝鮮特需
  • 平成:バブル
こうやって、日本人は、各御代において、傲慢になってきた。

令和の世の中でも、こういう「後世から振り返って、日本人が傲慢になったと総括されるようなイベント」が起きないようにしないと!




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