選挙の効果

総選挙の意味

心の核  バリケイト伊東

2018-07-23 08:52:09 | 政治
  今、日本人の心の核は、ずばり不安であろう。若者、中年、高齢者もみんな不安なのだ。元々、ストレス充満列島だが、不安はストレス以上に日本人の心に重くのしかかってる。暑さだけでなく不安で夜も眠れない人がいるのではないか。ガンになるのではないか、生涯、派遣労働者やアルバイトなのか、高齢になって寝たきり、認知症になるかもしれないとか、結婚できないかもしれないとか、不安だらけなのだ。経営者にとっては、会社が倒産するかもしれないとか、政治家は落選するかもしれないと不安を持つようだ。犯罪も不安材料だ。オレオレ詐欺などの詐欺犯罪は大問題だ。原発の近くで生活してる人には、事故は大きな不安材料だ。自然災害も大きな不安材料だ。人は老いるし、病気になるし、死ぬのだ。どんなに長く生きても100年ぐらいしか生きれないのだ。人間の生理的なものは変えられない。ガンは日本の国民病だ。多くの人間が発症する。治療法は進歩してるが、多くの人間が命を落とす。死は最大限の不安であろう。誰だって死にたくない。治療にお金がいくらかかるのかも不安材料であろう。仕事ができなくなるかもしれないも、大きな不安材料だ。死んだら、家族はどうなるのかも心配だ。誰でも病気にはなる。しかし、死に結びつくような病気には、多くの人間は不安になる。お金の問題も現代日本人を悩まし、不安にさせてる不安材料だ。貧困格差が日本社会をむしばんでる。困った時にはお金にすがるしかないのだ。金を貸してくれる人は少ない。だから、日本人はひたすら貯金するのだ。今、日本人の個人資産は1800兆円もある。大企業の内部留保も400兆円もある。この数字は日本人がいかに不安におびえてる証拠だ。今後もふえてゆくだろう。いかにも日本はお金持ちの国に思えるかもしれないが、貯金がまったくない世帯や企業も多い。この人々には不安は一層強くなる。不安のマグマが日本列島を押しつぶそうとしている。安部政権は国民の不安感情を理解してないようだ。アベノミクスはうまくいってるだとか、景気の良さばかり強調してる。が、実際は、富が特定の人々に集まってしまってる。資本主義は否定しないが、富の分配はうまくしなければならない。加えて、安部の社会保障費の削減姿勢は日本人を不安にさせてる。生活保護費を削減するとか、年金を削減する。支給年齢を上げる。医療費をあげて、サービス水準はさげる。介護保険料を上げてサービスは下げるでは、国民は非常に不安になる。高齢者は今後、どんどんふえてゆく。だからこそ、様々な社会的費用は増えていくのだ。増やせばいいのだ。お金がないわけではない。軍事費に5兆2000億円もかけてるなら、軍事費を少し減らして社会保障費に回せばいいのだ。民主主義とは人間あっての国家なのだ。人間を大切にしなければならない。国民は草食化しておとなしい。暴動が起きるぐらいの抵抗を示さなければならない。居酒屋で酒を飲みながらぶつぶつと不安をこぼしていても、状況は良くならない。国民よ、声をあげろ!戦いののろしをあげろ!黙っていては野垂れ死にするだけだ。日本を本当の意味ですごい国にしなければならない。見せかけの日本すごいの、ゆがんだナショナリズムでは日本は良くならない。城はご立派、裏に回れば薄べニア板をべたべた張ってるだけの虚構の城では、日本は腐ってゆくだけだ。不安解消には戦わなければならないのだ。安部は幸福を壊し、不幸をたくさんもたらす疫病神だ。安部を早く政界から追放するのが、日本を良くするのだ。安部自身もたくさんの不安を抱えてる。小心者のおぼっちまは腸の病気もあり、権力の座を奪われるのではないかと、いつもびくびくしている。日本で一番の不安症候群は安部なのかもしれない。