データとか情報は その表現の仕方や解析手法によって
いろいろと 異なる解釈ができ、議論の的になることが多い。
最近では 医師不足、特に 小児科や産婦人科の不足が
騒がれている。共に少子化対策上(そうでなくても) 必須の診療
科目。都市部では それほど不足では ないと思うが。
一方で、わが徳島県のHP内に、団塊世代をターゲットにしたページが
あり、こんな表現が されている。
医師数 | 全国2位 |
歯科医師数 | 全国3位 |
病院数 | 全国3位 |
介護保険施設定員数 | 全国1位 |
と人口10万人当たりの医療提供体制が整備されており、万一の際の医療・福祉分野における受け入れ態勢が充実しております。
えーっと思う、本当?
確かに、人口10万人当たりの割合は 全国2,3位かも、
でも、県の人口って82万人程度、総数は 知れている。
それに、かたよらずに配置されているか疑問、多分 大部分が
徳島市とその周辺に集中しているのでは ないか?
また、最新の医療体制が整っているか どうか?
現に、南部地域の基幹の公立病院でも ある科の医師が
いなくなりそうなんて、騒いでる状態。
産婦人科医等は 二人以上いないと 分娩不可だと
いってるし(昨夜のTVで知った)、一人だけでは
診察だけOKなんだと・・・。
つまり、アピールするのは 単純な県レベルの比率では なく
いかに適正に 有機的に配置され、相互のつながりができている
コミュニティが形成されているかとか、そんなことじゃ
ないの(超官僚的表現で、好きではないが)?
山里に移住したけど、医者もヘルパーも、役所も遠い、
そのうち郵便配達も 来なくなった じゃ話にならん 。