狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

『氷菓』/米澤穂信

2011年06月01日 16時30分31秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、米澤穂信の小説『氷菓』を読んでおりました。
 米澤穂信の推理小説のシリーズ「古典部シリーズ」のシリーズ第一弾の作品で米澤穂信のデビュー作です。

 文化系部活動が活発な進学校で「古典部」という部活に入部した主人公達が、33年前の古典部の文集「氷菓」に込められた出来事の真実を探る。

 殺人事件などの陰惨な事件は起きません。
 普通の人ならスルーしてしまう日常の謎をあつかっています。

 主人公で語り役の折木奉太郎は、「やらなくてもいいことならやらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする省エネ主義者。
 そんな彼は、古典部の部長で好奇心の塊の同級生の少女によって様々な謎に巻き込まれてしまう。
 謎の解明の協力依頼を断るよりさっさと解決したほうが省エネになると探偵役を務める。
 その省エネぶりは、無気力でも怠惰でもなく徹底していて清清しくて面白いっす。


 私は、高校時代は帰宅部のエースと呼ばれた人間なので、文科系のクラブ活動の雰囲気はよくわかんないけど、「何だか楽しそうだなぁ」と思った次第にございます。


 面白かったですよ。


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あきらめたらそこで試合終了ですよ?

2011年06月01日 12時55分55秒 | 休日の日記






 本日の倉敷は曇り空であります。

 今日から水無月ですね。
 お正月がついこの間だったような気がするのに、もう6月かぁ。

 今日は私はお仕事がお休みの日であります。
 なのでだらだらとお部屋の片付けをしながらぐだぐだしております。
 晴れそうな気配もあるのでお出かけしてみようか、と思うのですが、多分今日はぐだぐだのまま終わりそうです。


 
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