昨日の夜は、畠中恵の小説『しゃばけ』を読んでおりました。
ファンタジー時代小説で『しゃばけ』シリーズの第一作です。
テレビドラマ化されているみたいですね。このシリーズは人気シリーズみたいです。
時代は江戸。
主人公の一太郎は廻船問屋の跡取り息子。体が弱くすぐに寝込んでしまう。
両親や周囲の人達は虚弱体質の一太郎に甘く、一太郎を赤子のように扱っている。
そんな一太郎の世話をする者の中には妖達もいる。
一太郎は幼い頃から妖怪が見える体質で妖達と親しくしているのだ。
ある日、一太郎は周囲に内緒で外に出かけた夜に人殺しを目撃する。
犯人はすぐに捕まるが、その後も奇怪な事に殺人事件が続く。
一太郎は周囲の妖達と事件の解明に臨むが……。
主人公と周囲の者達(妖達を含む)のやり取りが魅力的です。
ミステリーとしては弱いかもしれないけど、ぐいぐい先を読ませてしまう力があります。
面白かったですよ。
シリーズ化されているそうなので続きも読んでみることにいたします。