狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

強くあらねば。

2013年12月05日 20時25分31秒 | VSの日記



 本日12月5日は、キケロがカティリナ弾劾演説の最後の演説を行った日で、ジョチ・ウルスの将軍エディゲがモスクワに到達した日で、徳川綱吉により中野に16万坪の犬小屋が作られて同時に中野の住民が強制退去となった日で、大日本帝国陸軍参謀局が参謀本部に改称されて陸軍省から分離した日で、長岡半太郎が原子模型の理論を発表した日で、日本軍が203高地を占領した日で、梨本宮方子女王と朝鮮李王世子・李垠との結婚が勅許された日で、樺太からの引揚げ船第一号「雲仙丸」が函館港に入港した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十四度。最低気温は二度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



 普段のこの時期は私は本格的な冬の寒さに備えて脂肪を貯めこもうとする脂肪細胞どもとの戦いが激化する時期で、ぶくぶくと太った豚となりもうポークハムにでもなるしかないと世を儚むことになるやもしれぬとぷるぷると震えながらダイエットに勤しむ時期なのだが、今年は何だか理由が分からないが何もしていないのに痩せた。
 少し前に軽く風邪をひいたのでやつれたのかもしれない。

 以前、友人達に「ダイエットをしている」と告げたら「軟弱者!」とか「貴方には失望しましたっ!」とか「そんなに世間と迎合したいのですか! 右を向けと言われると右を向くのですか!」とか「みっともない!」とか言われたのだけれども、「何だか理由が分からないが痩せた」と告げると友人達はどんな反応をするのだろうか? と疑問に思い告げてみた。
 すると「裏切り者!」とか「貴方には失望しましたっ!」とか「そんなに世間と迎合したいのですか! 右を向けと言われると右を向くのですか!」とか「浅ましい!」とか言われた。
 どないしろというのだ?

 ちなみに奴らはクリスマスを前にリア充撲滅団を結成するかどうか悩んでいて、私がダイエットに勤しんでこの期に及んでリア充に加わる算段をしているのではないかと邪推したようだ。
 友人達には「安心したまえ。そんな予定は全くない。皆無だ」と告げておいた。

 orz。
 私は事実を言ったまでなのだが自分が言った言葉に私自身がひどく傷ついたような気がする。
 ぷにぷにのプリンのように柔らかい未熟な我が魂を恥じる。
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『姫百合たちの放課後』/森奈津子

2013年12月05日 12時05分50秒 | 小説・本に関する日記






 私は莫迦小説が好きで色々と莫迦小説を読んでいますが、森奈津子先生の短編「哀愁の女主人、情熱の女奴隷」があまりにも衝撃的過ぎて、その短編を読んで以来、私は森奈津子先生を莫迦小説界の神様と崇め奉っています。
 (「哀愁の女主人、情熱の女奴隷」は短編集『西城秀樹のおかげです』に収録されております)
 なので、神様の作品は本屋さんで見つけ次第買うことにしています。
 後で買おうと思って見逃したら次に行った時に無かったというケースが多いんすよ。好みの作家さんの作品は見つけたら即買いが鉄則です。

 昨日、某本屋さんで森奈津子先生の『姫百合たちの放課後』と『耽美なわしら』の1巻と2巻があったので買って帰りました。
 (『からくりアンモラル』はなかった。orz。ハヤカワ文庫JAを豊富においてある本屋さんは私の活動範囲内では昨日行った某本屋さんだけなのであるかもしれないと期待していたんだけどな。こうなったら岡山市に出た時に探すしかあるまい)

 昨日の夜は、森奈津子先生の短編小説『姫百合たちの放課後』を読んでいました。
 「姫百合たちの放課後」、「姫百合日記」、「放課後の生活指導」、「花と指」、「2001年宇宙の足袋」、「お面の告白」、「一九九一年の生体実験」、「お姉さまは飛行機恐怖症」、「ひとりあそびの青春」の九編が収められています。
 どのお話も百合でえろえろで突きぬけていて莫迦莫迦しくてナンセンスで明るくて楽しいコメディです。
 表題からお耽美を想像する人がいるかもしれませんが、ガチです。
 でもってぶっ飛んでいます。
 昨日は読んで爆笑していました。さすがは神様。
 面白かったですよ。
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