狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

責められるべきは酒を飲むことではなく、度を過ごすことだ。

2013年12月21日 18時06分57秒 | VSの日記



 本日12月21日は、朝廷が源頼朝に対し諸国への守護・地頭の設置・任免を許可した日で、日本とタイの間で日泰同盟が締結された日で、昭和南海地震が発生した日で、第1回コミックマーケットが開催された日で、パンアメリカン航空103便爆破事件があった日で、アルマアタでソビエト連邦を構成する11共和国の首脳による会議が開かれてソビエト連邦の消滅を決議した日で、日本テレビ郵便爆弾事件があった日です。

 本日の倉敷は曇り空でありましたよ。
 最高気温は八度。最低気温は三度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。




 昨日の記事の続き。
 こんな個人的な事柄には興味が無いと思うお方がいるかもしれないけれども、有無を言わせずまだ続きます。暫し御辛抱を。



 友人達とのお酒の席での潰し合いにはルールがある。
 1 相手のグラスや杯に注いだ分と同じ量のお酒を自分も呑まなければならない。
 2 限界点が来たら「もう呑めない」と告げる。
 3 「もう呑めない」と告げた者は脱落する。
 4 脱落した者には呑ませない。
 5 もう呑めない状態なのに「もう呑めない」と告げずに無理矢理呑もうとする者は失格とする。



 最初から「もう呑めない」と宣言して潰し合いを中止させる手もあった。
 或いは拉致同然の手口で宴に連れ込んだ友人達に怒りを表明して宴を中止させる手もあった。
 或いは私は良い事がないとお酒を飲まない主義で友人達もそのことを知っているので「今日は呑みません」と宣言する手もあった。

 しかし、嬉々としている友人達にそのような大人げない手を使って宴を中止させるのは余りにも不憫であった。
 たとえ(私の酔っぱらった姿を見て嗤いものにしてやろうという)どす黒い欲望に塗れてお酒の席での潰し合いを挑んでいるにしてもだ。
 私とお酒を呑むことに無邪気に喜んでいる友人達の企みを根底から覆すのは余りにも不憫に思えた。それにどうせ勝つのは私だし。



 相手は4人。4人を私1人で相手せねばならない。
 22時にはおねむになるお子様体質の2名の内1人が不敵な笑みを浮かべて言った。
 「今宵の我らはひと味違うぞ」
 手にはウイスキーの瓶を持っている。
 「今宵こそは一昨年の酒の席での仇を討たせてもらう」
 もう一人の22時過ぎにはおねむになるお子様体質の友人もウイスキーの瓶を持っている。
 ほほう。いきなりウイスキーか。この2名は短期決戦を挑んでくるようだ。
 他の2名はビール。ってことは短期決戦の2名が斃れるまで本気は出さないつもりらしい。
 2名を最悪捨て駒にしてでも勝ちを得るつもりか。
 短期決戦の2名が私を倒せばよし。駄目ならもう2名で倒す。2段構えの作戦。
 ふふん。連中にしてはよい作戦だ。しかしそれだけでは私は仕留められんよ。

 作戦変更。
 短期決戦とはどのようなものか連中に見せてやる。
 ついでに後方に退いて前線に出てこない2名を前線に引きずり出してやる。
 私はスミノフ ウォッカ ブルーの瓶に手を伸ばした。


 まだ続く。
コメント
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