桔梗（キキョウ）その８。

　本日７月１９日は、タリク・イブン・ジヤード率いるムスリム軍が西ゴート王国のロデリック王を破った日で、祇園祭が初めて官祭として実施された日で、太平天国の乱で曽国藩が天京（南京）を占領して天京攻防戦が終結して１４年に及ぶ太平天国の乱が終結した日で、ロシア臨時政府がペトログラードで蜂起を起こしたレーニンの逮捕を命じた日で、寛城子事件で日中両軍が衝突して日本軍１８人が死亡した日で、ミュンヘンでナチス・ドイツの宣伝省の手により退廃芸術展が開催された日で、ビルマの独立運動家アウン・サンと６人の閣僚が政敵ウー・ソーに暗殺された日で、第２２回夏季オリンピック・モスクワ大会が開催（日本・アメリカ・中華人民共和国など６７か国が不参加）された日です。


　本日の倉敷は晴れでありましたよ。
　最高気温は三十二度。最低気温は二十五度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっております。





　上の写真に写っているお花は、「桔梗（キキョウ）」です。

　桔梗のお花に関しては、２０１６年７月２日の記事や２０１５年７月１４日の記事や２０１４年７月１４日の記事や２０１３年７月２１日の記事や２０１２年７月２２日の記事や２００９年８月２日の記事や２００８年７月２７日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１６年と２０１５年と２０１４年と２０１３年と２０１２年と２００９年と２００８年の桔梗のお花の記事です。

　桔梗のお花の花言葉は、「清楚な美しさ」です。

『上弦の月を喰べる獅子』／夢枕 獏

　昨日の夜は、夢枕 獏の小説『上弦の月を喰べる獅子』を読み返していました。

　戦場カメラマンである三島草平は、螺旋に魅せられ螺旋を集める螺旋収集家でもある。
　ある日、彼は仕事で訪れた新宿のとあるビルで現実にはあり得ない螺旋階段を見つける。
　後日。その螺旋階段が気になってしょうがない彼はそのビルに再び訪れて幻の螺旋階段を上りはじめる……。

　若き日の宮沢賢治は、北上高地で巨大なオウムガイの化石を発見する。
　しかしそのオウムガイの化石は彼にしか見えないらしい。
　賢治はそのオウムガイの螺旋に魅せられ……。

　螺旋に魅せられた二人は螺旋に引き込まれて……。


　第１０回日本ＳＦ大賞受賞作です。


　宇宙のお話であり進化のお話であり時間と空間や物質と概念についてのお話です。
　仏教の世界観をもとにした曼荼羅のような物語を幻想的に描いています。
　例えば、Ｅ＝ＭＣ²を仏教の世界観で説明したならば「色即是空 空即是色」と説明できるのかもしれませんね。
　私達が存在していると認識しているものは実は概念として認識しているに過ぎない。時間は空間を容れる器で空間は時間を容れる器。器に時間と空間が満たされたものが物質である。色即是空 空即是色。
　凝り固まった頭をぐらぐらと揺さぶる認識についてのお話は私は大好きです。

　面白いですよ。
　お勧めです。

何かをしたい者は手段を見つけ、何もしたくない者は言い訳を見つける。

　昨日の野党第一党の党首の説明では数多くの矛盾点が存在します。
　公開された資料は野党第一党の党首の説明と矛盾する点があります。
　そしてその矛盾点は公職選挙法違反と旅券法違反の可能性が視野に入る矛盾点です。


　国籍法は複雑なのでミスがあったとしてもそれは仕方がないのです。
　問われているのは、ミスに対してどのような対応をしたか？ です。
　野党第一党の党首が自らのミスを差別の問題にすり替えるということは、仮に野党第一党が政権を取って野党第一党の党首が総理大臣になった時に政権にミスが発生した場合、問題のすり替えが行われて問題の説明をきちんとしない可能性を疑われることになります。
　さらにこの問題を差別の問題にすり替えるメディアは、仮に野党第一党が政権を取った時に問題が発生しても問題のすり替えが行われて問題の報道がきちんとなされない可能性を疑われることになります。


　昨日の野党第一党の党首の説明では数多くの矛盾点が存在します。
　実に奇妙な矛盾が数多く存在します。
　提出された資料では中華民国の国籍離脱に関する制度とは矛盾しているはずです。

　まさかこの期に及んで記者会見で虚偽を述べてはいませんよね？
　中華民国の政府は野党第一党の党首のパスポートの情報を当然ながら持っていますよ？
　仮に野党第一党の党首が会見で旅券に関して虚偽を述べていたならば、中華民国の政府当局はそのことを取引に使いますよ？

　国民は政治家のルーツに興味があるのではなく、政治家がどのような行動をするかに興味があるのです。
　有権者はそれを見ているのだと私は思うのですよ。