狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

そのはじめ しられぬことのはるけさに 白沈丁花 夜思ふ花

2018年02月03日 23時03分29秒 | 季節の御挨拶




 本日2月3日は、イタリア・チェゼーナに教皇領軍が侵攻して市民2000人を虐殺した日で、バルトロメウ・ディアスがアフリカ南端の喜望峰に到達してアフリカ南端にたどり着いた最初のヨーロッパ人となった日で、慶長地震が発生した日で、オランダのチューリップ相場が突然暴落してチューリップ・バブルが崩壊した日で、ジョン万次郎がアメリカから10年ぶりに帰国した日で、アメリカ合衆国憲法修正第15条の批准が成立した日で、アメリカ合衆国憲法修正第16条の批准が成立した日で、元朝鮮人日本兵や現地の朝鮮人などで構成されて暴行・略奪・強姦・殺人などを繰り返していた朝鮮人民義勇軍の南満支隊(李紅光支隊)と同じく暴行・略奪・強姦・殺人を繰り返していた中国共産党軍が3000人以上の降伏していた主に民間人の日本人を老若男女を問わず嬲り殺しにした日で、ダグラス・マッカーサーがGHQ民政局に日本憲法草案の作成を指示した日で、ケネディ米大統領がキューバとの輸出入を全面禁止してキューバの経済封鎖を行うと発表した日で、第11回冬季オリンピック・札幌大会が開幕した日で、節分です。

 本日の倉敷は晴れのち曇りでありました。
 最高気温は七度。最低気温は二度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。





 節分の候、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
 風任せのミクロな憎いあん畜生どもが舞い踊る季節となっているようですね。
 これから風任せのミクロな憎いあん畜生どもは大群で襲来してお空を乱舞しやがることでしょう。
 私の知り合いのお方で早くもやられっちゃっているお方がいます。がくがくぶるぶる。
 花粉症のお方はくれぐれもお気を付けくださいませ。
 防御は万全を期したほうがよろしいかと思われます。


 日脚は伸びましたが、寒さはまだまだ厳しい今日この頃。
 どうぞ皆様、お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたは政治を忘れている。しかし政治はあなたを忘れない。

2018年02月03日 22時40分33秒 | その他の日記



 立憲民主党の代表である枝野幸男氏は、「政治が司法に介入しろ」と述べているわけなのですね。
 それも政府・与党が司法に介入しろと述べているわけなのですね。
 枝野氏の発言は司法を全く信用していない敬意を持っていない尊重していない発言です。
 森友学園前理事長の籠池氏を保釈するかどうかは裁判所が決めることです。
 立憲民主党代表の枝野氏は裁判所の判断に対して敬意を一切持たず尊重せず無視していることになります。
 そして政治が司法に介入することを是とした発言です。
 政治が司法に介入することがどれほど危険なことか、野党第一党の代表であるならば知っているはずです。まさか知らないってことはないよね?
 そもそももう既に司法の側が捜査している段階なのであって、司法の判断を待つべきです。
 立法府で調査する段階ではありません。
 何故に司法の判断を待たないのですか?
 立憲民主党は司法を信頼していないのですか?


 
 そして枝野氏は新しい材料が出てきていると述べていますが、昨年にもう既にあなた達はその材料を使って追及しているではないですか。
 繰り返しているだけではないですか。そしてその材料では何も証明されなかったではないですか。
 嘘を吐くのはやめてください。
 それとも忘れているのですか?
 昨年追求したことをもう忘れているのですか?

 「政治が司法に介入しろ」と政治家が政府・与党に要求するのは危険な行為です。そして憲法を蔑ろにする行為です。
 やめてください。正気とは思えません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敗戦より痛ましいことはないが勝利もまた得るところより失うところ大である。

2018年02月03日 20時23分23秒 | 謝罪、言い訳、訂正の日記




 随分と前のこと。

 狐は夜の輕便鐵道の小さな黄色の電燈の並んだ車室に窓から外を見ながら坐つてゐたのです。
 ごとごとごとごと狐の乘つてゐる小さな列車が走りつづけてゐました。
 車室の中は青い天鵞絨を張つた腰掛けに座つたお客がちらほらと居ます。
 向うの鼠色のワニスを塗つた壁には眞鍮の大きな釦が二つ光つてゐるのでした。

 狐の乗っている車室にはお年を召した一人の酔漢がゐました。
 随分と酔つぱらつているらしくふうらりふうらりと車室の中を歩き回つてゐます。
 ふうらりふうらりと歩き回り乗客一人一人に酔つて赤くなつた顔を近付けて呂律の回らない口調で何やら話しかけてゐます。
 皆様迷惑そうです。
 狐はお酒を呑むのは好きですが迷惑な酔っ払いのお方は嫌ひです。
 お酒は呑んでも呑まれるな。

 其の酔漢が狐の前に來ました。
 狐の前にべたりと座り込んで赤い顔を近付けて大きな声で何やら話しかけてきます。
 狐はその酔漢が何を云つてているのか分かりませんでした。
 何やら罵られているやうな莫迦にされているやうな。
 寝たふりをしてやり過ごそうとしたのですが、それでも何やら喚き続けてゐます。
 そして狐の体をべたべたと触るのです。むか。



 狐は頭に来たので、昔々にスティング様が内緒の粉の中毒の人に絡まれた時に絡んできた人を撃退した方法を試してみました。
 目をぱつちりと大きく開けて相手の瞳を見詰め、相手よりもつと訳の分からない言葉を大きな声ではつきりと云う。
 「天空に輝く青き闇の女神はどれ程美しい? どれ程? どれ程? どれ程?」
 相手の毒気を抜くのに相手より強い毒を使うやり方です。
 酔漢の人はきよとんとした顔をした後、隅のほうに行つておとなしくなりました。
 勝った……。



 でもでも、スティング様。
 此の方法は酔漢の人を撃退するには有効ではありましたが、人の多い所では問題のあるやり方でありますね。
 氣がついてみると、さつきから周囲にいた人達に変な目で見られたり怖がられたりしましたよ。





 電車を降りるまで寝たふりをして誤魔化しました。
 もうしません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月16日から恒枝陶芸で酒津焼作家・岡本達弥さんの作陶展を開催いたします。

2018年02月03日 16時07分58秒 | 案内、告知、宣伝





 お知らせです。

 3月16日から私の勤めているお店・恒枝陶芸で酒津焼作家・兜山窯の岡本達弥さんの作陶展を開きます。
 期間は3月16日から3月22日まで。


 酒津焼は倉敷の焼き物で、初代岡本末吉(号陶楽)が明治2年に倉敷鶴形山の麓・戎町で開窯し、倉敷新田灘の粘土を使用して、陶工を萩から呼び寄せて始められた民藝窯です。
 明治9年に窯を倉敷市酒津に移して、地名より酒津焼と呼ばれるようになりました。

 現在、高梁川東岸の酒津水門に酒津窯、倉敷川西岸の酒津八幡山(通称兜山)に兜山窯があります。
 灰釉を主とし、松割木による焼成で、素朴で温かみのある焼き物です。

 兜山窯は、酒津焼二代目の5男岡本簫一さんが昭和10年に酒津八幡山に新しく窯を作ったのが始まり。
 民芸運動の影響を色濃く受けた作品で倉敷の人に親しまれています。 
 岡本達弥さんは兜山窯の3代目のお方です。
 素敵な作品が並ぶと思いますよ。





 皆様。知り合いのお方をお誘い合わせのうえ、是非是非、当店に足を運んでご覧になって下さいませ。
 楽しめると思いますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゴージャス★アイリン 短編集』/荒木飛呂彦

2018年02月03日 14時51分50秒 | 漫画・ゲームに関する日記






 昨日の夜は、荒木飛呂彦の短編漫画集『ゴージャス★アイリン 短編集』を読んでいました。
 収録されているのは荒木飛呂彦の初期の短編で、『ゴージャス・アイリン』(二編)、『魔少年ビーティー(読切版)』、『バージニアによろしく』、『武装ポーカー』、『アウトロー・マン』の6編です。

 荒木飛呂彦というお方は、絵は上手くないのです。器用なお方ではありません。
 そして初期の頃は絵に物凄いこだわりがあるわけではないのです。
 デビュー当時はサスペンスやスリラーを書きたい人であったのでしょう。
 デビュー当時の志向は青年誌で掲載されるようなお話だったのだと思います。
 しかし荒木飛呂彦というお方は青年誌で掲載されるだけの絵の力はありませんでした。
 絵で表現することが上手くないのです。そして絵柄も青年誌には向いていません。
 絵が上手くないので少年誌で勝負をせざるをえなかったのだと思います。
 しかし志向するお話は青年誌向き。
 絵の表現力があれば少年誌でもサスペンスやスリラーは可能です。しかし荒木飛呂彦にはデビュー当時は絵での表現力が無い。

 彼はそれを逆手に取りました。
 絵で表現する力がないのならば、徹底的に説明する。
 荒木飛呂彦特有の大仰な擬音や大げさなポーズや説明的な絵や説明過剰な台詞やナレーションは独特の雰囲気を生みました。
 画力のある漫画家さんならば『ドギャ~~~ン』や『ズキュ~~ン』といった独特の擬音を入れなくても、意味を絵で表現できます。
 しかし、荒木飛呂彦はそれができないので読者に分からせる為に徹底して工夫しました。
 過剰で大仰になってもよいからとにかく読者に意味を分かってもらう為に取った手法は、独特の味となり面白味となりました。



 初期の短編集なのであの独特の雰囲気は全開となってはいません。
 しかしその片鱗は見え隠れしています。
 かなりクラシカルな絵でありますね。




 面白かったですよ。
 楽しめました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする