昨日の夜は、映画『ダンケルク』のDVDを観ていました。
1940年5月26日から6月4日。
イギリス、ベルギー、カナダ、フランスの連合軍は、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲されていた。
フランスはドイツに降伏を余儀なくされる直前。ダンケルクに撤退してきた連合軍はドイツ軍の包囲で全滅の可能性があった。
英国は、ダンケルクの海岸まで退いてきた連合軍を対岸の英国に撤退させる大規模撤退作戦・通称ダイナモ作戦を決行しようとしていた。
英国陸軍の兵士であるトミー二等兵は、ダンケルクの街で自分の分隊が自分以外は全滅していしまう。
武器も失った状態で独りで撤退作戦中のダンケルクの砂浜にやってくる。
彼は友軍の兵士を砂浜に埋葬していたギブソンという無口な兵士と偶然出会い、行動を共にすることにした……。
ドーソンは、ダイナモ作戦の民間船徴用で小型船の徴用命令を受ける。
彼は自分で船を操縦して英国兵士達を母国に運ぶ為、ダンケルクに向かう。
その船には、ドーソンの息子と息子の知り合いが共に乗り込んでいた……。
英国空軍のパイロットであるファリアとコリンズらの小隊は、スーパーマリーン スピットファイア戦闘機を駆り、ダンケルクでの撤退行動を阻害するドイツ空軍への阻止攻撃に赴く。
途中で遭遇したドイツ空軍機との交戦で隊長機が墜ち、ファリアとコリンズの2機でダンケルクに向かうことになったのだが……。
監督、クリストファー・ノーラン。
出演者は、フィン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、ジェームズ・ダーシー、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、マーク・ライランス、トム・ハーディ、マイケル・ケイン、など。
ダンケルクに包囲された連合軍の約40万人の兵士達を脱出させようとするダンケルクでの大規模撤退作戦・ダイナモ作戦を描いた映画です。
台詞が少なく、映像で丹念に描写して表現しています。
緊迫感が凄いです。
絶体絶命の状態でのサバイバルを描いたお話で、極限状態で人がどのように行動したのか? というお話であります。
英国海軍が投入できる海軍の船舶は限られていて、しかも巨大な船舶はドイツ空軍機の爆撃の格好の的となります。
如何に生き残るか? 如何に全軍を撤退させるか?
戦争映画というよりサスペンス映画でありますね。
面白かったですよ。
お勧めです。