シルバーリーフのモクビャッコウですが、地植えと鉢植えがあります。
今年の寒さにも防寒なしで、雪に当たっても未だに元気でしたから寒さに強く、便利なお花だと思っていました。
1昨年の 2019/02/28 にも投稿していましたが、その時は、ビオラと寄せ植えにしていました。
過去2年間は暖冬でしたので、耐寒性に弱い事は知りませんでした。一応、モクビャッコウことは調べてはいました。
今、改めて調べるとアジア東部の亜熱帯~熱帯が原産地とのことで、耐寒性がやや弱いとのの事でした。
7日には雪が降りましたが、傷まなくて良かったです。まだ今年も寒い日があると思いますので気を付けたいと
思います。今年は枯れている花が多いのです。
モクビャッコウについて
学名:Crossostephium chinense 英名:Chinese wormwood 和名:木百紅、木百香 科名:キク科
属名:モクビャッコウ属 原産地:東アジア 花色:黄色 草丈:30cm-50cm 開花期:11~3月
耐寒性:やや弱い 耐暑性:強い
園芸的には銀白色の美しい葉を鑑賞・用途の対象とするシルバーリーフの一種です。
日本では南西諸島や硫黄島などに自生が見られ、沖縄の方言でイシヂク(石菊)と言われます。
海岸の波しぶきがかかるような場所が自生環境で、隆起した珊瑚礁の上などにその姿が見られるそうです。
環境省のレッドデータでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。減少の原因は園芸用の採取や海岸開発によると
言われています。鉢植えや寄せ植え用の苗として栽培品が流通しています。
日当たりの良い水はけのよい場所で育てます。
さし木でふやすことができます。適期は5月~6月で、前年伸びた茎を用います。
花が咲いた茎は生長が止まってしまうのでさし木には適さないそうです。