12/30(水)、「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」、観てきました。
新潟市内では、イオンシネマ新潟南での上映。
予告編はこちら。
若い頃にロックスターとなるが今はまったく売れない中年ビルとテッド。
そんな二人の前に突然未来人が現れ、なんと世界中で時空が乱れまくる異変が起こり、その世界を救うのは二人の曲だと予言されます。
そして二人は、謎の電話ボックス型タイムマシンで時空を奔走するハメに…
科学も理論もぶっ飛ばして時空を超えたギャグが炸裂するまさにバカSF!最高に楽しかったです!
いい年して毎日バカなことをしてるビルとテッドは「ショーン・オブ・ザ・デッド」「宇宙人ポール」みたいだと思ったし、何でもアリのバカSFな感じは「銀河ヒッチハイクガイド」みたいで、まさに僕が愛したバカSFを堪能できたみたいで最高だなあ…
なんて思っていたら、ディーン・パリソット監督ってバカSFの金字塔「ギャラクシー・クエスト」の人か!信用できる!
また、ビルとテッドはお互い結婚しているのにバカなことをして遊んでばかりいるから二人とも妻に呆れられているあたりも最高に笑えます。
さらに、未来人から世界を救う曲を作れと言われたのにタイムマシンで未来の自分達から曲を盗もうとするも、未来の自分達がどんどんダメな奴になっていって自分達と喧嘩になるとか、どこまでもバカすぎて最高でした。
そんな中、ビルとテッドの数少ない理解者である二人の娘たちが、父親達の最強の曲作りを助けるために二人以上に頑張るんだけど、なんとタイムマシンを駆使してジミ・ヘンドリックスやルイ・アームストロングやベートーベンなどを次々と呼び寄せて最強のバンドを作ろうとしてしまうという、この、面白ければ何でもアリな超展開!
他にも、二人を抹殺するために未来からターミネーター的なサイボーグがバカすぎて結局彼らの仲間に加わったり、最終的に地獄に落ちたら死神までも仲間になってバンドに加わったり、時空の異変であらゆる歴史上の人物達が次々と現れたり、これぞバカSFの醍醐味!って感じでした。
かと思いきや、最終的についに世界を救う最強の音楽が生まれるクライマックスは、もう色々な理屈とかぶっ飛ばして「とにかく最高!ロックンロール!」っていう爽快感に溢れていました。
あらゆる時代のあらゆる世界の人達が同時に音楽を奏でる!まさにラブアンドピース!そして、彼らの未来にも幸あれ!年末に爽やかな気持ちで2021年を迎えられそうです!ありがとう!