10/1(日)、新潟市総合福祉会館にて、醍醐(ダイゴ)さんの自主映画の関係者発表会及び舞台挨拶を見に行ってきました。
過去作「CP食堂」と最新作「CP寿司!!」の2作品を上映。
どちらも醍醐さん自ら店主となり、お客さんに料理に提供するも最後はギャグで終わるという脱力系短編コメディ。
先日、醍醐さんにトーク出ていただいた際、初めて映画に挑戦した時に「お前にしか撮れない映画を撮れ」と言われたことを大事にしているそうですが、脳性麻痺でも料理にも映画監督にも挑戦した本作はまさに、醍醐さんにしか撮れない映画になっていました。
何よりこうして映画を撮り、上映していく発信力が素晴らしい。
映画はYouTubeで公開されているので、是非観てみてください。
JAPANESE SHORT FILM「CP食堂(restaurant)」
JAPANESE SHORT FILM「CP寿司‼︎(SUSHI)」
さらに違う監督の、「クローバー物語」も上映。
こちらは豊栄にある障害者支援施設「クローバー」に通う障害者の人達が、音楽に触れてみるという試みの中で、楽器を自由に演奏し、新潟県民文化祭のステージに立つ姿に密着。
障害者の人達に楽器の使い方なども何かを強制するのではなく、あくまでもそれぞれが自由に楽しむことを尊重している施設の職員さんの姿勢が素晴らしいと思いました。
ああやって自由に楽器を使う演奏、僕は前に大友良英さんの市民オーケストラに参加した時の楽しさを思い出しました。
施設の日常風景も登場するのですが、撮影隊の人達にもウェルカムな施設の姿勢が、この施設の魅力そのものかもしれないと思いました。
さらに、この映画自体も、施設の職員さんがカメラを回すことに挑戦していて、施設と一緒に作り上げた温かい作品だと感じました。
「クローバー物語」の動画も探したら、途中までのものがYouTubeにありました。
「【新潟県文化祭2022】歩み‘n オーケストラ(社会福祉法人とよさか福祉会 クローバー 歩みの家)」
上映後には、「CP寿司」に出演した松岡未来さんの舞台挨拶もありました。
松岡さんは10代の頃から新潟の自主映画に出演しているそうで、僕はこの日が初対面でした。
というわけで、醍醐さん、松岡さん、そして司会のMXU監督もお疲れ様でした。
これからも頑張ってください!