3/11(月)、ユナイテッド・シネマ新潟で『半世界』を観て来ました!
予告編はこんな感じです。
ある山村で親の代から続く炭焼き職人をしている紘、自衛隊を辞めて村に戻ってきた瑛介、中古車販売をしている光彦、異なる人生を歩む3人の元同級生が40歳目前で再会する、という物語です。
そんな3人を、稲垣吾郎さん、長谷川博己さん、渋川清彦さんという異なるタイプの魅力を持った3人の俳優さんたちが演じていて、その化学反応がいい味を出していたと思いました。
その化学反応が、異なる人生を歩む3人の出会いによって、彼らやその家族、それから村の人々も含めて、それぞれの人生に変化が起きていくというストーリーの面白さを際立てていたと思いました。
40歳を目前に家族と揉めたり、再会したと思ったらまた去っていったり、と思ったら追い駆けて行ったり、色々あるけど、人々の営みは続いていくのが人生なんだなあ…って気持ちになる映画でした。
印象的だったのは、一見すると物語の脇役でありながら、紘の人生を陰で支え続け続ける、池脇千鶴さん演じた紘の奥さんでした。
また、最終的にそんな二人の息子を映しながら映画が終わっていったのも、主役の3人だけではなく、彼らの周りの人達の人生もちゃんとあるんだよということを丁寧に描いていて、すごく良かったです。